その他短歌関連の雑記
前回の続きです。 短歌の英訳について その① 短歌の英訳について その② 短歌の英訳について その③ 短歌の英訳について その④ 短歌の英訳について その⑤ ところで、冒頭に例として挙げた笹井宏之や斉藤斎藤の短歌をDeepLとchatGPTに翻訳させたらどうなるかな…
前回の続きです。 短歌の英訳について その① 短歌の英訳について その② 短歌の英訳について その③ 短歌の英訳について その④ さて元の佐藤氏の記事 dept.sophia.ac.jp に戻りますと、最後に俵万智の短歌を引用し、既存の英訳と自分の訳を対比させた記載があ…
前回の続きです。 短歌の英訳について その① 短歌の英訳について その② 短歌の英訳について その③ さて、このコラム dept.sophia.ac.jp は「短歌の英訳は何行書きか」問題に主眼を置いていることから、そのあたりの議論は私の興味の範疇外であり、途中はあま…
短歌の英訳について その① 短歌の英訳について その② の続きです。 以下は北村薫『詩歌の待ち伏せ』(ちくま文庫)からの引用です。*一部、旧字体が私のPCで出ないものは新字体になってます。 昔の雑誌の、雑文や広告を見るのは楽しいものです。『生理』(…
前回 短歌の英訳について その① の続きです。 例えば前回引用したこのコラム dept.sophia.ac.jp では、「玉の緒よ~~」の英訳を引いてこのように記載しています。 (前略) 日本語を英語に訳すのは、日本語がわからない英語の読者に、もとの文章がどういう…
最近ネットでこんな記事に出会い、とても面白く読みました。 dept.sophia.ac.jp 個人的なことですが、(この記事書いた頃に)英会話を習い始めました。特に目的があるわけでもないのですが、先生や同じクラスの生徒さんと話すのは楽しいし、それに毎回のレッ…
北村薫の『詩歌の待ち伏せ』で『口語訳詩で味わう百人一首』(佐佐木幸綱)と『百人一首がよくわかる』(橋本治)が面白いなと思ったのでそれぞれ買って読んでみました。 『口語訳詩で味わう百人一首』は、百人一首の歌の意味を分かりやすく説明してくれてい…
洋楽の和訳をするときに、元の歌詞を調べているとだいたい和訳をしてくれているサイトさんにもあたるので、いくつかのサイトさんをはしごして歌詞の解釈を読み比べたりして楽しんでいるのですが、I-youを「俺‐お前」「僕‐きみ」「私‐あなた」など一人称と二…
枡野浩一『ショートソング』 感想1 枡野浩一『ショートソング』 感想2 枡野浩一『ショートソング』 感想3 の続きです。 作中の伊賀寛介と笹伊藤冬井の関係性もなんか複雑で面白くて、作中では伊賀は笹伊藤の作品を快く思っていないが、国友は笹伊藤の作品が…
枡野浩一『ショートソング』 感想1 枡野浩一『ショートソング』 感想2 の続きです。 ストーリー内では「結社」制度にまつわるごたごたとか、短歌賞のあれこれとか、短歌作者の経歴詐称問題やそれに関連して短歌や連作の「私性」にまつわる問題などが提示され…
枡野浩一『ショートソング』 感想1 の続きです。 昔読んだ時は短歌すごくよかったなって薄ぼんやり思ってて、今読み返してもそうは思うのですが、一方で口語の「うまい」歌が並ぶのでちょっと食傷気味になってきます。一首一首はすごくいいんですが、まとま…
枡野浩一『ショートソング』の感想ですが、長くなったので数回に分けて載せます。 ずーーっと昔に読んだことがある本です。当時はぱっと見チャラい感じの話かと思いきや面白かったし短歌もよかった、みたいな感想を抱いたっきり長いこと忘れていました。思い…
本当は『現代歌人ファイル』の記事更新しようと思っていたのですが、なんか急に書きたくなったので。 『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて…
某有名漫画にハマって二次創作短歌をいくつか作り、それを題材に二次小説も書きました。もともと記事に具体名書いていたのですが、二次関連グレーなので消しました。すみません。一応NLで、漫画の公式カプです。 今回二次小説のために作ったもの(他に載せる…
詩歌における「読み間違い」問題について考えてみました。 間違った「読み」問題 ① - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ② - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ③ - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」…
詩歌における「読み間違い」問題について考えてみました。 間違った「読み」問題 ① - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ② - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ③ - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」…
詩歌における「読み間違い」問題について考えてみました。 間違った「読み」問題 ① - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ② - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ③ - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」…
詩歌における「読み間違い」問題について考えてみました。 間違った「読み」問題 ① - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ② - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」問題 ③ - いろいろ感想を書いてみるブログ 間違った「読み」…
『短歌における「わたし」とは何か?』において、さんざん、作者の背景を知らないで読めば間違いになるのか?とか考えてきたわけですが、それ以前からもそれ以降も、読み間違い問題は私をいつも悩ませています。そもそも現代短歌の中には、現代美術同様、解…
短歌は「物語」である ――寺山修司 の章の感想です。 yuifall.hatenablog.com この続きです。 この「盗作」議論に関連して、寺山修司が主張した、短歌は「私の告白」ではない、物語の「乗り物(ヴィークル)である」という考え、これも短歌の「私性」と関連し…
短歌は「物語」である ――寺山修司 の章の感想です。 もともとカバー曲とか本歌取りとかが好きで、先行する作品を受けての創作というものに興味があります。それでgleeにめっちゃはまったんですが、短歌でも同様に本歌取りや先行作品からのインスピレーション…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…
『ねむらない樹 2020 summer vol.5』特集 短歌における「わたし」とは何か? 座談会 コロナ禍のいま 短歌の私性を考える を読んで、歌の作り手ではなくて読み手の目線で色々考えてみました。 <短歌の「私」記事一覧> 短歌の「私」 ① - いろいろ感想を書い…