書肆侃侃房 出版 東直子・佐藤弓生・千葉聡編著 「短歌タイムカプセル」 感想の注意書きです。
絶倫のバイセクシャルに変身し全人類と愛し合いたい
glee好きだし、同性愛やそれに伴う葛藤などを描いた作品に心を動かされる一方、この作品のあっけらかんとした感じに圧倒されました。あー、だよねー、別にいいよね!愛し合おうぜ!みたいなさ。レディ・ガガっぽい感じ?
全然関係ないのですがgleeで、字幕では「(俺は)男に興味ない」ってなってた台詞、実際のscript見たら
"I'm not even remotely bi-curious. "
(俺はバイセクシャルですらない)みたいに言ってて、bi-curiousなんて英単語あるんだ…ってちょっと感動すら覚えた(笑)。「私がバイっぽいから?」みたいな発言の時もこの単語使われてたなー。日本語で言うと「両刀」みたいな感じでしょうか。
だれだって欲しいよ だけど本当はないものなんだ 「どこでもドア」は
このアンソロジーに選ばれてる20首、どれも紹介したいくらいに共感できるし面白いですね。こんなに口語的で共感できて一般人に世界観を合わせて来てくれているにも関わらず唯一無二な感じ、とてもポップスっぽいです。
色恋の成就しなさにくらべれば 仕事は終わる やりさえすれば
って笑いました。でもなー、研究職の場合、色恋並みに成就しない仕事はたくさんありますけどね(笑)。全てが徒労に終わる感じの(笑)。
この人は歌人の中では一般的にも有名な方のようですが、私は逆にTVとか芸能人に疎いのでその辺よく分からん。以前に『ショートソング』読んだことあったので歌人としてはもちろん知っていましたが。単なるチャラいだけの話かなって思いながら読んだらとてもよかった記憶はあるけど読んだのが昔すぎてどんな歌が載ってたか思い出せないな…。もったいないな。読み返そう。
こういうさらっと入ってくる感じの歌は素敵なポップソングみたいで好きです。クラシックとかオペラじゃなくてもいいんだよって感じがさ。
「らしく」ない時代になるね、スカートも家事もシェアして生きていこうね。 (yuifall)
ミニカーの他にも楽しいことあるよ ダイヤは男の子とも仲良し♡ (yuifall)
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