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「短歌と俳句の五十番勝負」感想17.ぴたぴた

「短歌と俳句の五十番勝負」 感想の注意書きです。

yuifall.hatenablog.com

あわあわの喉にぴたぴたあてられてすべりつづける刃よねむくなる (穂村弘

 

 俳句もよかったんですけど、私が「ぴたぴた」でやっぱり足音を連想してしまって、穂村弘は全然違うテーマだったので面白いなと思って短歌にしました。

「あわあわ」「ぴたぴた」で、「すべりつづける刃」なので、床屋さんと分かります。「ねむくなる」とあって、刃を当てられているのに眠くなるって不思議だよね、って思ったのですが、気持ちは分かります。気持ちいいんですよね。私は床屋さんには行ったことがないのですが、理容師の資格を持ったエステティシャンの方が経営しているサロンで顔剃りとかをやってもらったことがあります。ぴかぴかになった感じがして嬉しかったな。

 

 ちなみにこの出題者は谷川俊太郎でした。この時の私の読み方超浅いのですが、後日この「ぴたぴた」の概念を覆されるような歌に出会ったので、また後で触れたいと思います。。

 

*追記:2024年9月20日に「ぴたぴた」の歌について別記事書いたのでリンク貼っておきます。

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