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「短歌と俳句の五十番勝負」 感想の注意書き

新潮社「短歌と俳句の五十番勝負」(穂村弘、堀本裕樹) 感想はじめます。

 

注意書き

歌人穂村弘俳人の堀本裕樹が、与えられたお題に対してそれぞれ短歌と俳句を詠む、という本です。

・お題を色々な有名人が出していたり、歌や句に本人による解説が書かれていたり、対談があったりして面白いです。

・歌も句も面白くて紹介したいのですが、全部引用しちゃうとさすがによくないので、一つの題につきどちらかを引用したいと思います。引用しなかった方の作品やお二人による解説、対談、お題を出している人の正体など読み応えありますので、ぜひ買って確かめてみてください。

・全て敬称略です

・最後に自作の短歌を1首載せます。ただし歌人の作品とは力量の点でかなりの差がありますので、素人の手慰み(カラオケ的な)と思ってご覧ください。ちなみに内容的にはかなりフィクションというか、私の実生活を反映してはいません。

・今回、先にお題を見て自分でも歌を作ってから本を読んでみました。穂村弘、堀本裕樹の発想の面白さ、着眼点の鋭さがより実感できると思いますので、みなさまもぜひやってみてください。

 

・それにしても、「勝負」なのか?「歌合」みたいに、解釈とジャッジがあっても面白かったなーと思います。「勝ち負けは読者の判断に委ねます」ってことなのかもしれませんが、作風が違いすぎるので…。それとも出題者vs作者なのかな?

・また、この記事を最初書いたの2022年だったので、話題がコロナ禍だったり内容がちょっと古かったりします。