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ぼくの短歌ノート-「殺意の歌」 感想

講談社 穂村弘 著 「ぼくの短歌ノート」 感想の注意書きです。

yuifall.hatenablog.com

 殺意の歌

 

 みんな殺したがってるんだなー(笑)。啄木の「素朴な殺意」笑ったわ。

 

どんよりと

くもれる空を見てゐしに

人を殺したくなりにけるかな (石川啄木

 

なんかカジュアルすぎます。花を買い来て妻としたしむくらいのテンションだよな。あー暇だし殺したいなーって、半グレか(笑)。

 

佐野朋子のばかころしたろと思ひつつ教室へ行きしが佐野朋子をらず (小池光)

 

とかめっちゃ笑える。というか、殺意の歌って全体的になんか笑えます。もーやったるわ!みたいな斜め上の投げやり感があるからかなぁ?でもこのテーマ自分で作ろうとするとちょっと難しいな。殺意から遠ざかって久しいですからね(笑)。

 

 

インドミナス・レックスだから殺戮に意味や理由を求めないでね (yuifall)

太陽が黄色すぎるよエアコンは殺人防止のためにあるのだ (yuifall)