いろいろ感想を書いてみるブログ

短歌と洋楽和訳メインのブログで、海外ドラマ感想もあります

桜前線開架宣言-小島なお 感想2

左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。

yuifall.hatenablog.com

小島なお

 

 後半は高校生ではなくなっていて、

 

十代にもどることはもうできないがもどらなくていい 濃い夏の影

 

パソコンで業務フロー図描いているわが胸のうちの枝のぐにゃぐにゃ

 

という作品もあります。

 

 「十代にもどらなくていい」っていう感性は、20代前半かなぁ。言わせてもらえばまだ十分青春じゃよ…。というか高校より大学のが楽しいじゃん?女子高生の世界よりも大学生の世界の方が好きだし。高校生って子供だもん。十代になんて戻りたくないよ…。

 そういえば最近知ったのですが、『私がオバさんになっても』(森高千里)の歌詞に「女ざかりは19だとあなたがいったのよ」ってあってドン引きしたわ…。ロリコンかよ。女ざかりが19はありえない…。未成年じゃん…。バブル怖い。

 

きみとの恋終わりプールに泳ぎおり十メートル地点で悲しみがくる

 

を読んで、どこかで「性愛を知らないわたし」ではなくなったのかな、と感じました。

 

 

数式の美は永遠で黒板と向き合うきみは今うつくしい (yuifall)

 

 

桜前線開架宣言-小島なお 感想 - いろいろ感想を書いてみるブログ

短歌タイムカプセル-小島なお 感想 - いろいろ感想を書いてみるブログ

「一首鑑賞」-47 - いろいろ感想を書いてみるブログ

「一首鑑賞」-82 - いろいろ感想を書いてみるブログ