左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。
望月裕二郎
この人の歌の訳の分からなさが本当に好きです。リズムとテンポがいいし。解説では「落語調」って書かれてて、そっかぁ、と思いました。確かに
五臓六腑がにえくりかえってぐつぐつのわたしで一風呂あびてかえれよ
とか、確かに落語っぽい!べらんめえだし。
そのむかし(どのむかしだよ)人ひとりに口はひとつときまってたころ
とかさー笑。どのむかしだよ。そして今は一つと決まってないのか?どの口だ?そういえば頭に口がある怪談ありましたよね。とにかくこの面白さは(『短歌タイムカプセル』でも書いたけど)読まないと伝わらないのでぜひ読んで欲しい!!
こぎれいな言葉ばっかり(このやろう)腹割ったってクソしかねえや (yuifall)