左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。
花山周子②
全体的にめっちゃ面白いのですが、なんかやたらとお金に対する執着があって(笑)、
金稼ぐこといろいろに考えて興奮をして熱を出したり
とか、
お金の計算が好きなり桁繰り上がるたび胸はときめく
とか、ド直球だな(笑)!そういえば『短歌タイムカプセル』にも
どうやったら金持ちになれるのだろう朝焼けが空を知らない色にしている
ってあったな…。あの時は20首中の1首として読みましたが、ここまでくると見逃すわけにはいかない感じがしてきます(笑)。
そんな中にふと
君が好き 強い陽射しを浴びて立つ夏の樹木のようで好きだよ
って、前回の「並木の構図」もそうだけどこれもいいなー。しかしド直球ですね。恋も殺人も金の計算も(笑)。芸術家っぽくていい!
一銭にもならない歌で暮らしたいコピペで稼いだカネばらまいて (yuifall)
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