左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。
田村元
おー、これは、今までになかったタイプ!サラリーマンだ!いいですねー。こういう、毎月お給料貰ってる人が歌う歌って心惹かれますね!だってやっぱりなんだかんだ言ってマジョリティだから、共感しやすいです。Born after 1970の雰囲気的に、フリーターとか非正規労働者っぽい感じの、僕から抜け出したい、僕には居場所がない、みたいな歌を今まで読んできて、ここで
もう何処へ行つてもわれはわれのまま信号待ちなどしてゐるだろう
って言われちゃうと、恐れ入ります(笑)。そうですよね。普通に働きましょう。
七百円の中トロを食ふ束の間もわれを忘れることができない
なんてさ…。この中トロって一貫なの??それとも七百円の寿司セットの中に入ってる中トロなの??一貫だったらむしろ注文した時点で我を忘れてる感がすごいんですけど…。
サラリーマン向きではないと思ひをりみーんな思ひをり赤い月見て
なんて大好きだ。みんな思ってんだよね、自分はサラリーマン向きじゃないってさ!でも仕事やめないんだよね!ブルースやな(笑)。
Googleはわれの全てを知つてゐてやたらと勧めたがる転職 (yuifall)
Sunday morning rain is falling…(日曜の朝はベッドで雨音を…) 月曜8時のセクシーヴォイス (yuifall)
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