左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。
光森裕樹②
この人はIT企業に技術者として勤務していた経験があるとか。
あかねさすGoogle Earthに一切の夜なき世界を巡りて飽かず
って、かっこいい!もしかすると今はコンピューター用語とか英単語を混ぜた短歌って珍しくないのかもですが、この人の角川短歌賞受賞は2008年のようなので、当時スマホが一般化するかしないかくらいの頃ですよね?そう考えるとめちゃ先進的だったんだろうなーと。
そよかぜがページをめくることはなくおもてのままにKindleをおく
なんてのもあります。でもその一方で、
わらふからそんなに君がわらふからためいきがまた飴玉になる
っていうのもあってかわいいなー。これ、往年のラノベ原作アニメ「爆れつハンター」のOP『What’s Up』の歌詞、”ためいきが薔薇になる”を連想してしまった私はどうしようもないオタクです…。
繋げればきみの名前のNav Aidトワイライトを飛んで会ひたい (yuifall)
アダージョのテンポできみがわらふから榛色の休止符になる (yuifall)
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