左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。
しんくわ
「卓球短歌カットマン」面白すぎます。これは『稲中』(古谷実)とか『幕張』(木多康昭)の世界観ですね(笑)。このノリが嫌いな人なんて(オタク界には)いません!解説にも「爆笑した」と書いてあって笑いました。爆笑するわ。短歌でこれだけ笑えるのってすごいです。
あの子は僕がロングドライブを決めたとき 必ず見てない 誓ってもいい
って(笑)。「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」by 岡村靖幸のパロディだよな。確かにねー、見てないよな。うん。見てない。このリアル感がたまらん。
背後から優しく抱いて囁いてジャーマンスープレックスホールド
とかさぁ(笑)。これはあすなろ抱きのパロディ??
我々は並んで帰る(エロ本の立ち読みであれ五人並んでだ)
なんてのもあります。たまらないですね。この空気は私には出せないよ…。ていうか、女子立ち入り禁止の空間ですよね。中学~大学くらいまでの男の子の集団の中だけから生じうる笑いです。オタクの人はぜひ読んでみてください。「卓球短歌カットマン」私も読みたいわ…。小説でいうと森見登美彦かな…。『走れメロス』かな(笑)。
ところでしんくわ氏リスペクト短歌作ってみました。中2男子の心でお読みください(笑)。
ピンポンと稲中の間のどこかにあるような気がしないでもない僕のフリックだ (yuifall)
いいかげん腕が疲れてきたのだが今さらやめられない 困った (yuifall)