「短歌と俳句の五十番勝負」 感想の注意書きです。
刑事コロンボ、好きだったなー。といっても私はドラマはほとんど見たことがなくて、小説が好きでした。なので、ここで取り上げられている「刑事コロンボ」というか俳優のピーター・フォークのことは全然知らなかったです。調べてみると、コロンボのトレードマークであるよれよれのレインコートはピーター・フォークが提案したものであったり、作中でも「コロンボの右眼は義眼」とされていたり、刑事コロンボとしてTV番組のゲストに呼ばれていたり、とかなりピーター・フォーク≒コロンボ、みたいな扱いだったような感じを受けます。エッセイでは
3歳のとき右眼に腫瘍が発見され、眼球の摘出検体を行う。それ以来、右の眼孔には義眼をはめている
という、ピーター・フォークのウィキペディアからの引用が書かれています。
この俳優さんのことは全然知らないのですが、コロンボなので、もしかしたら美形じゃないからこその「愛嬌」なのかな、と思いました。別にかっこいいキャラクターじゃないけどなぜか惹きつけられる、それが「愛嬌」なのかなーって。
この題、短歌も俳句も面白かったです。出題者は山田邦子だそうです。山田邦子ってあの山田邦子だよね?って思ったのですが、肩書が「出版社受付係 六〇歳・女性」となっていて、出版社受付係??ってなった。Wikipedia見てたら面白かったです。むしろ山田邦子さんに短歌か俳句作ってもらいたいなと思ってしまいました。
愛嬌を売りたくないと思うたび増殖してく耳殻のピアス (yuifall)