講談社 穂村 弘著 「ぼくの短歌ノート」 感想の注意書きです。
意味とリズム その2
こういう系の崩し方好き!最初定型なのにだんだん逸脱してくるパターン
銀杏が傘にぼとぼと降つてきて夜道なり夜道なりどこまでも夜道 (小池光)
も好きだし、句切れを言葉が貫くパターン
土曜日も遊ぶ日曜日も遊ぶおとなは遊ぶと疲れるらしいね (平岡あみ)
も好き。特に句切れを言葉が貫いてるのに定型なパターンがすごく好きです。なんか、歌みたいで。短歌って意味じゃなく、曲ついてる方の歌ね(笑)。メロディの切れ目と歌詞の切れ目が合ってない歌。
中央分離帯を介護タクシーうわっと避けて目が合った雉 (yuifall)
静かな生活静かなさむけこのまま死んだらどうなるだろう (yuifall)