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S5x19;Old Dogs, New Tricks 感想

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yuifall.hatenablog.com

 この回は楽しい回でしかもカートのパート多くてとてもよかったです!私の好きなカートとサムのシーン多くて楽しかったー。

 

 まずはサムのアホなとこと真面目なとこが絶妙でとってもよかった!「かわいい!」って犬連れてきた挙句アーティとゲームしてて犬放置してて馬鹿みたいなのに、その後一生懸命しつけして、メルセデスに「僕を男として扱ってない!ホームレスになった時家族を支えたのは僕だ!」って…。確かにそうだよ。サム。あんたはがんばってたし最近馬鹿キャラになってたけどもともとイケメンだったよ。

 この時のサムとメルセデスのやり取り好きだ。「いつかきみと結婚して家庭を持ちたい。そのために僕ができるところを見せたい」ってサムの真剣な気持ちが伝わってきて胸きゅんでしたよ。メルセデスがサムを認めながらも、「私たちはまだまだなのにその子を巻き込んでいいの?」って冷静に諭すとこもよかった。サムとアーティが仲良くて男友達!って感じなのも好き。

 

 サンタナがいい子になって一生懸命レイチェルのために色々やってるのにそこがドタバタコメディみたいになるのも笑えたし(笑)。レイチェルの自己中キャラも絶妙…。

 

 あとはとにかくカートだよね。老人ホームで一生懸命やってさ。

 最初のバイト先でのマギーとの会話、「僕はみんなの世話ばっかりしてるのに誰にも気にされなくてお母さんにでもなったみたい」とか「話してる最中にメールしない人と話せて嬉しいよ」とか、私もずっと思ってたよ!!カートは都合いいキャラになりすぎ!もっと活躍していいのに…。なんでこうなっちゃってるんでしょう。とにかく今回もずっとめっちゃいい子でした。歌も「Memory」は高音と低音自在に歌ってて素敵だったし(この曲好きだし)、「Lucky Star」ではワイヤーアクション楽しそうで明るい気持ちになったよ。それを見てみんな喜んでるのもよかった。レイチェルとカートの会話大好き。

 あとはサムがカートに「This harness cannot be good for the sack puppies(このハーネスはsack puppies(多分股間のもの的な意味)によくなさそうだ)」って言って、カートが「Oh, years of skinny jeans have prepared me for this performance(スキニージーンズずっと履いてたから大丈夫)」って返すの笑えました。カートがいつの間にか下ネタ耐性高くなってて面白い。てか何気にだんだんカートの方が下ネタ平気でブレインの方がちょっと潔癖な感じになってるよね(笑)。サムはいつもナチュラルに小学生男子ネタ言ってくるのでかわいい。

 

 カートとブレインのシーン萌えたよー。ブレインがカートに「There's no other place I'd rather be」って言うの好き!!!ダルトン焼失の「Rather Be」じゃん!きみのそば以外でいたい場所なんかないよ、って。そして「It's really nice to see you so happy」って言葉も優しくていいです。ブレインがカートのこと本当に好きで、老人ホームでもどこでも楽しくしててほしくて、そのそばにいるのが幸せだって思ってるのが伝わってきて心が温かくなったわ。I love youって言いあってキスするのもよかった。

 そんでその後「固形物の消化に問題があるから最前列には座らないで」って(笑)。ラブな会話の最後に一言付け加えてくるカート大好きです。ブレインNYADA受験回の「サンタナがメイクする」とか(笑)。

 

 最後の全員のパフォーマンスよかったです!アーティが車椅子用のバス持ってきてくれるのも素敵だし、みんなでチャリティーショーして楽しそうだし、曲も最高によかった。「Take Me Home Tonight」はブレインのパート多くてそこもよかったです!ブレインの歌声好きだー。この曲、「ロニーが歌ってただろ、"Be my little baby"って」って歌詞で、昔カートがパパに「ロニー・スペクターみたいな歌声」って言われてたよなーって思い出してときめいたわ。実際ここ、ブレインが「Listen honey, just like Ronnie sang」って歌って、カートが「"Be my little baby"」って掛け合いになってるんだよね♡

 

 この回は何だかんだ言ってレイチェル、サンタナ、カートが仲良くてイベントも成功して楽しく終わって楽しく見れました。Opening Nightとこの回はすごく好き。やっぱみんなでわいわいやって途中で揉めつつも最後はハッピーなのが楽しいです。

 

 この回、クリス・コルファーが脚本なんだよね。犬とか老人ホームとか、この人ってほんと優しい人なんだなーと思いました。カートだけじゃなくてサム、レイチェル、ブレインのキャラクター描写が私はすごく好きで、gleeのキャラクターに対する愛情が伝わってきて嬉しかったです。

 正直S5ではこの回が一番、私の考えてるKlaineの関係性に近かったと思う。カートがやりがいを見つけて自分にしかできない役をやって、ブレインはそれを支えるっていう。そこがどこであれ、きみのいるところで僕はきみの幸せを助けたいんだ、って。ほんと、この回のキャラクター描写は全員違和感なくてしっくりきたし、ストーリーも明るくて楽しかったし、この脚本を書いたのがクリス・コルファーだっていうのが結構私は嬉しいです。すごく好きな回です。

 あとはカートの顔面いじりetcネタ、自分でやるのかよ!ってちょっと笑ったわ。歯がないとか小麦粉ちゃんとか「警備員は一人でいい」とかさ(笑)。この後S6で今度は散々老人ネタでいじられるし、本人自らカートをいじるの楽しんでんでしょうか(笑)。今回の脚本楽しかったし、本当はもっとシリアスじゃない感じで行きたかったのかなぁ。

 ちなみに「小麦粉ちゃん」(Pillsbury)って何?と思ってググったら、ドゥボーイってキャラなんですね(笑)。スー先生にも似たようなこと言われてたような…。

 

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