glee感想については注意書きを必ずご覧ください。
このエピソード、どうしても気になることがあります。。大会前、ブリトニーがみんなにさよならを言うシーンで、カートだけ名前出さないのは何で？？？ジョーとかシュガーとか2年生でさえ名前言われてんのに、カートだけ！その場にいないレイチェル、フィン、クイン、パックは仕方ないとしても、カートはいたやん！！ちょっと納得いかないんですけど、どんな理由があんの？？いや、ブリトニーならガチで1人くらい忘れててもおかしくないけど(笑)、脚本書いた人は一体何を考えてるわけ？？故意なの？でも別にブリトニーとカートって特別仲悪いわけでもなかったよね…。むしろ時々仲良かったような。何か私ちょっと傷つきました。とにかくここがものすごくひっかかったよ…。多分カートファンは皆ひっかかったのではないか？？
だけど、ブリトニーがサンタナだけじゃなくサムとアーティを特別に扱ってくれたのはほっとしたし心があったかくなった。やっぱり愛があったから付き合ったんだよなって。ブリトニーがアーティに「地下室でロボットを作ってて、私が初めての相手」って言った時ブレインが「えっ？」みたいな顔して目が泳いでて、いやお前、S3x05のfirst timeの時にアーティに言われてたやん！って思ったわ(笑)。「ブリトニーと初めてセックスした時大人になった気がした」ってアーティ言ってたよ！！忘れたんかい。ブレインってサムとメルセデスのことも忘れてたっぽいし、とことん他人の恋愛に興味ないよな。カートしか見えてない男炸裂中です。
この回でめっちゃ面白かったのはサムだね、やっぱ。あの指輪選んでるシーン。
「きみが好きだし、そこまで言うなら俺が指輪を選んでやるよ」
って現れて、「彼なの？」って聞かれて2人して「違います」って言った後、
「密かに狙われてたけどただの友人です」って(笑)。
ここ、字幕だと「密かに狙われてたけど」で、吹き替えだと「彼は俺とやりたがってたけど」になってて笑った。その後「やめろよ」って言われて「狙ってただろ（吹き替え→やりたがってただろ）」も笑えた。
scriptを見ると
「I love you and I want to support you, so if you're really gonna do this, I'm helping you pick out the ring（きみが好きだし助けてやりたい。だからもしきみが本当にそうしたいなら、俺は指輪を選ぶのを手伝うよ）」
って、「きみが好きだし」は「I love you」なんかい！「I love you」って普通に友達同士で使う表現なんだ…。やー、確かにブレインとティナ、レイチェルとカートはそう言い合ってたけど、どっちかいうと女の子同士っぽい表現なのかなーと感じてました。。日本でも女子同士なら「愛してる！」とかいうけど、男の子同士は言わないじゃん…。でもサムがブレインに対して言ったことで普通の男子同士でも成り立つ言葉だってことが分かったわー。そしてThanksgivingの時の電話でKlaineが言い合ったI love youのニュアンスがますますわからなくなったよ…。
その後、
I mean, he wants to do me, but we're just friends
Sam.I don't
You do want to do me
ってなってて、直訳すると
「つまり、彼は俺としたがってたけど、ただの友達です」
「サム、僕はしたがってない」
「お前マジでやりたがってたじゃん」
みたいな感じかと(笑)。ブレインの台詞、字幕とか吹き替えだと「やめろよ」ってなってたけど、直訳だと「僕はやりたがってない」って言ってるような気がします。ブレイン的には肉欲とかじゃなくてほのかな恋みたいなちょっとロマンチックな気持ちだったのかな、と。確かに恋してたかもだけど言い方！って思っただろうなー(笑)。この時ティナも自分に合わせた指輪選ぶ気満々なのが笑えた。何でだ。
大会に向かってシュー先生は「これは人生に一度の勝負」って言ってて、州大会、レイチェルのオーディション、ブリトニーの進学、シュー先生の結婚、ブレインのプロポーズ（準備）が詰め込まれてるね！初見では考えなかったのですが、後から見直して考えるとカートはレイチェルの大事な時にNYに戻らずブレインと一緒にいるって選択したんだね。大会は、いきなりウォブラーズ劣化版みたいな私立男子校が出てきたのちょっと笑えた。NDは全員が活躍してた感じでよかったです。メルセデスとマイクは舞台袖にいて、サンタナとカートが客席で見てて2人でハンカチを分け合って涙を拭いあうのがよかった。2人ともNDのパフォーマンスを愛してるんだろうけど、同時にサンタナはブリトニーを、カートはブレインを思ってたんだって思うよ。S4最後ではBrittanaもKlaineも距離が近づいて寄り添って美しかったです。
Klaineがレズビアンカップルと話すシーン、明らかにこの後の展開の匂わせだよなー。「大学時代は一緒で、2回破局して2回ともよりを戻した」ってさ。
このカップルの会話がちょっとリアルな感じで面白い。「プロムは一緒に行ったの」って聞かれて片方は「Yes」、片方は「No」とか、ブレッドスティックスは「20年通った」「30年よ」とかさ。なんか、別に心が一つでなくてもいいんだって思わせる感じでよかったです。Klaineもこんな風に噛み合わなさそうな感じするもん。Klaineはこの後若すぎて、って一度別れちゃうけど、こういう噛み合わなさを若い頃は受け入れられないからかなとも思いました。でも実際は、別に噛み合わなくたってみんな長年結婚してんだよね。それが現実というか(笑)。
しかし、しつこく何度も繰り返しますが、やはり何度見てもS4後半のKlaineの心の動きが分からなさすぎます。ブレインはなんとなく、ずっとカートが好きで、そばにいて優しくしてくれるサムに心が揺れたけどしょせんはストレート男子だし叶うはずもないし多分本気で叶うとは思ってなくて、カートが戻ってくるととにかくそばにいたくて、って気持ちが分かるけど、カートは？？感謝祭で歩み寄って、クリスマスで友達になって、バレンタインでは寝たけどあの明るい感じ、むしろ完全に吹っ切ったんだなって思ったのにその次の回で涙して「彼をまだ愛してるんだね」って言われちゃっててしかも図星っぽい感じで、その後も独り身で、ブレインをずっと好きなのかと思いきやS4終盤では「悲しいのか悲しくないのか分からない」って全体的に微妙なリアクションを貫き、その割にS5冒頭でよりを戻してプロポーズを受けると。。意味が分からなさすぎる。
カートはこのカップルとの会話（ブレインとジャンとの出会いの不自然さ、ジャンからエリザベスへのプロポーズ）とシュー先生のサプライズウエディング、それから次回S5E1の未公開シーン（女子会）など数々のヒントから、ブレインがプロポーズする気なんだと見抜いたんだろうなーって思いました(笑)。でも、カートが知ってたっていうのが私は好きです。あの演出にほだされたんじゃなく、初めから知っててプロポーズを受けるつもりであそこへ行ったんだと思うと愛おしい。
ブリトニーの天才エピソード適当すぎて、この適当感がgleeらしいっつーか(笑)。ブリトニーの女優さん、妊娠での降板だったんですね。このあたりの感想見てたら「お腹目立ってる」って書かれてたけど、正直私は初見では全然気づきませんでした…。知ってから見直すと、確かにそうかも。
サムがサンタナに助けを求めるシーン、好きです。お互いブリトニーを巡って対立したけど、ブリトニーのために力を合わせるってとこ。サムはほんと素直でいい子だな。ここで初めてブリトニーはサンタナを適当に扱って、サンタナも何かがおかしいって気づく。「あんたを人として、友達として好きだ」って言って、友人として向き合って支えようとするサンタナに心を打たれました。サムもサンタナも、ここでは恋人としてじゃなく友達として支えようとするとこが好きだ。個人的にはBlamと同じくらい、Brittanaは親友感に萌えるので…。
でもブリはアーティにもサムにも彼女なりに本気で大事にしてた感があったけど、サンタナはほんと、男は全員どうでもよくてブリトニーだけが好きだったって感じがしたので、やっぱり結ばれてよかったなとも思います。
後は雑記ですが、ライダーのチャット相手疑惑にキティ、ユニーク、マーリーだけじゃなくブレインも入ってんの笑える。ライダーとユニークの関係は気になりますが、このあたりは消化不良のまま強制終了になるのは分かってるので何となく2年生関連のエピソードは真面目に見る気がしません…。どうせ決着つかないし。
大会でThe Hoosierdaddiesが歌う「Clarity」めっちゃよかった。癖になるよあのサビ。歌詞もいい。シュー先生とエマ先生の結婚式いいね。エマ先生の愛の言葉が素敵だった。
何と言うか、もうみんな分かってるけどこの場にフィンがいないのが違和感ありまくりで悲しいよね。。初期メンバーが卒業しちゃったS4から話がよく分からん感じにこじれてくるけど、ブリトニーとフィンがいなくなってS5以降は更に迷走するよね…。混迷を極めてます。gleeはS3で終わった方がよかったのでしょうか…。でもフィンがいたら、フィンが先生として残って在校生―フィン―レイチェル&カートっていう自然なラインができて、glee部と卒業生がもっと無理なく繋がって続けていけたのかも。。S6とか高校glee部に話を戻そうとしてレイチェルもシュー先生もブレインも人生めちゃくちゃになってるしね(笑)。
