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S4x21;Wonder-ful 感想

glee感想については注意書きを必ずご覧ください。

yuifall.hatenablog.com

 スティービーワンダー!Superstitionかっこいい!You are the sunshine of my life好き!

 

 レイチェルがシュー先生に「いつかトニー賞をもらって、感謝の言葉を忘れた時のために今言いますね」って言うけど、忘れなかったね。S6のグランドフィナーレを思い出して胸がきゅんとした。そしてレイチェルをいじめまくってたカサンドラは結局レイチェルをバックアップするっていう、少女漫画か!っていう展開です。。

 

 ところで何でアーティは行く気がない映画学校を受験したんだ?それともなんか賞をとってオファーされたのかな。キティの支えで行けることになってよかったね。アーティのママ綺麗だし息子思いで素敵。アーティっていいおうちで育って大事にされてきた子なんだなって感じられてよかった。

 

 メルセデストーク好き。今回ジェイクを口説くときの言い方すごくいいです!「あんたはスーパースターだよ」って。ジェイクはダンスも歌もうまいしもっと活躍してほしかったな。ジェイクとマイクのパフォーマンス好き。メルセデスが負け犬キャラ扱いされてることがS1E1からピンと来ないし今もよく分からないんですが、黒人ディーヴァのアイコンがビヨンセだからってことなんでしょうか。メルセデスはかわいいし歌もうまいし教会でも人気者だしLAで即座に成功し、いつも自信満々で生き方もかっこいいし話し方も歯切れよくて私的には負け犬感全然ないんですけど…。

 

 この回カートがパパのことすごく心配してて、「ママを失った僕がパパまで…」って精神的に追い詰められてるけど、フィンのことどうしても考えちゃって辛くてたまらんです。カートは兄を、キャロルは夫だけじゃなく息子まで失って…。バートが無事で本当にほんとうによかったよ(泣)。

 帰省の時カートは「ブレインと会うのは変な感じ。悲しいのか悲しくないのか定まらないような…」って言ってて、どうしてこの後急転直下の展開になるのか理解に苦しむよ…。バートの無事が分かった時に「お前の結婚が見たい」って言われたから??ほんとこの人に気持ち分からん。I Do回ではもう吹っ切った!って感じだったのに映画回ではムーランルージュで涙し、まだ好きなのかと思いきや今度は彼に会うのが悲しいのか悲しくないのか分からないとな。もうぐずぐずですね。

 カート帰省の直後にキティが「Signed, Sealed, Delivered I’m Yours」で「あなたを振った私がバカだったわ、でも戻ってきたの。あなたのものよ」ってパフォーマンスしてて、流れ的にはアーティに向かって「私の未来はあなたのもの」って歌なんだろうけど、明らかにカートの状況を重ねてる感じですよねー。このパフォーマンスよかったです!

 その後ライマビーンで卒業生が集まるけど、なぜかブレインもいるっていう(笑)。どういう流れで付いて来たん??マイクかわいい。カートをずっと見てるブレイン萌え。メルセデスとマイクが恋愛話したがってて、カートがイライラするシーンもなんか好き。ブレインがカートの手を握って、カートはちょっと自分の方に引き寄せるようにして指で手を撫でて、その手から顔に目線を移すシーンも好きです。

 でもなー、カートはまだここではLOVE♡って感じでもない。やっぱパパのことで頭一杯だからかな。パパの件が片付いた後の会話、もっとLOVEですもんね。ブレインのおっきい目はいつもいつも萌えますわ。

 

 ブレインってS4x14といい、カートが来たらとにかくカートしか目に入らないわけ??今までティナと手をつないでいちゃついてたりサムに恋してたりとかしてたけどそれって全部何だったの??カートに毒づいたティナには一言「ひどいよ」だけでフォローもしないし(これ、字幕では「ひどいよ」で吹き替えでは「黙ってて」で、scriptだと「Thanks, Tina」ってなってたけど、Thanksって皮肉の意味もあるんですね…。お前のせいで雰囲気悪くなったよみたいな感じ?)、コーヒーショップでは「今日のきみはセクシーでキュートだ」だし(これも字幕では「セクシーでキュート」で吹き替えでは「キュートっていうか、エロかわ」でscriptでは「I mean like, like, dirty-cute」だった。dirtyね…)。その上いきなり結婚とか、パパじゃないけど頭がおかしくなったとしか…。

 

 もともとS5でプロポーズするのは知ってたし、なんやかんやでS6で結婚するのも知ってたけど、もっと色々あってからプロポーズしたのかと思ってたらさー、同性婚合法化→結婚できる!→別れてるけどプロポーズって、アホなの?S4とS6のブレインってわけが分かりません。カートと別れると頭がおかしくなる人なのかも(笑)。

 

 同性婚がNYで合法化したのは2011年6月のようです。S3の頃はすでに合法化してたのかな。「ドラマが始まった時は違法だった」ってクリス・コルファーがインタビューで言ってたよな。それを思うとS1からS6までの間にゲイを取り巻く状況も大きく変わったのでしょう。ブレインはS3で自分の夢に同性婚の合法化を挙げてたから、とにかくカートと結婚することで頭がいっぱいになっちゃったのかな。S5x01で「ロシアとかは違う」ってブレイン言ってましたが、その後2016年頃にYuri on Iceが放送されて(ヴィクトルー!!)ロシアでも比較的寛容になってきたっぽいことを耳にしました。glee放送開始の2009年から現在2020年までの間、世界は変わりつつあるのかもしれないですね。

 

 久しぶりKlaineシーン満載で萌えたけど、同時に訳が分からなくて頭が付いていかないです。急展開すぎやろ。

 ブレインという人は、離れてる間はカートがいない心の隙間を埋めたくてフェイスブックで知り合った相手と寝たりサムに恋したりティナといちゃついたりしてるけど、カートが少しでも目の前に姿を見せれば全部放り出してそっち行っちゃうってことか?とにかくずっとカートを目で追ってるし、明らかに性的に誘ってるし(笑)。

 そんでカートはカートで何考えてんのか全然意味不明ですし。高校に着いた時のモノローグ、「大丈夫、今回はブレインとヤラない(Don't worry, we're not hooking up this time)」っていうの笑える。会えばやっちゃうわけ?普通は元カレと会ったってそうそうやりませんよ。まあ今回はパパのことが気がかりでそれどころじゃないかもだけど…。いや、でも大丈夫だ!って分かったら高揚感からやっちゃいそうですけどね、この2人なら(笑)。

 この後の流れ、パパが無事だって分かる→ブレインがプロポーズのこと相談に行く→よりを戻す→プロポーズ→同棲→破局→よりを戻す→結婚、じゃなくて、パパが無事だって分かる→勢いでやってよりを戻す→同棲→色々もめて一度破局→プロポーズ→結婚くらいでもよかったんじゃないかと思いますけどね…。

 

 ブレインとパパとの会話も好きだし、その後のKlaineのやり取りも好き。カートが久々にあのかわいい上目遣いしてくれて萌えたし、ブレインは年下彼氏感が出ててかわいかった♡カートから腕組むのもよかったし、一緒のマイクで歌歌うのもよかった。この時ブレインは結婚のことも復縁のことも言えなかったけど、「僕と州大会まで一緒にいてほしい」って言い方に萌えました。この回ではブレインとカートはお互いに歌歌ったりはしないけど、キティとアーティが歌いあう歌が2人の状況にも重なってくる感じだよね。

 

 まーとにかくブレインがカートが好きすぎてかつ頭がおかしいことは分かった(笑)。S2S3では天然で鈍感なだけで基本は王子様だと思ってたけど、パーティ好きでノリで生きててワンコで頭のおかしい男だったよ!この人は、カートの尻に敷かれてればもっとうまくいくと思います。きっと結婚してからはそうなって穏やかに暮らしてるんだろうなと(笑)。 

 

 最後の2人の会話直訳↓

What's up?

(どうしたの?)

This is going to take a lot of courage, considering our, um, complicated history, and all the emotions involved, so um, I'm-I'm just gonna say it.

(これはとても勇気がいるよ、僕たちのその、複雑な経緯とか、それに関わる全ての感情のことを考えると、そう、あー、僕はただ言おうと思う)

Go ahead, you get kind of cute when you get nervous.

(続けて。きみは緊張しているとき何だか可愛くなるね)

Hmm I wanted to ask you if well, will you maybe s-stick around for regionals?

(えーと、僕はきみにお願いしたいんだ、もしよかったら、州大会までそばにいてくれない?)

Oh! Oh, yeah, of course.Yeah, Mercedes and I already talked about it.

(ああ、うん。もちろんいいよ。メルセデスと僕はもうそれについて話したんだ)

We want to stick around and root you guys on at the competition.

(僕たちはみんなのそばにいたいし、大会で応援したい)

Yeah, we wouldn't miss it for the world.

(そうだよ、見逃さないようにしないと)

Great.

(やった)

Yeah.

(ああ)

You know I would've said yes.

(僕がYESと言うって知っていただろ)

Right? I know What a wonderful, wonderful week.

(ね?なんて素敵な、素敵な(ワンダフルな)一週間になるって分かるよ)

And with you in it, a wonderful life.

(そしてきみがいれば、素敵な(ワンダフルな)人生になる)