glee感想については注意書きを必ずご覧ください。
ブレイン、やっちまったの回ですね(笑)。
あのねー、あの演出はずるいよ。カートの気持ち超分かるよ。パパの車に乗ってるときは「好きだけどさー、今じゃねえだろ」みたいな気持ちでいっぱいで、多分2人きりだったら「嬉しいけどまだ早いよ、ゆっくり時間を待とう」って言えたんだと思うけど、あの演出&あのプロポーズの言葉は、ほんとずるい。少しでも想いがあったら断れないよ。ちょっと脳味噌がフル回転しちゃうよね。
うーんまあここまでしてくれた&言ってくれたら腹くくってもう決めてもいいか、とりあえずOKして、でもさすがに相手は高校生だし婚約期間を引き延ばして、でも大学卒業まで待ってたら長すぎた春状態になっちゃうしいつ正式に籍入れるのが理想的？？まあすぐに子供がどうってなるわけじゃないし2人だけなんだから在学中の適当なタイミングで籍入れてもいいっちゃいいか？？とりあえず向こうが進路決まらんうちは無理じゃね？
みたいに(笑)。
最初ブレインが打ち明けた時のみんなの微妙なリアクションがまたね(笑)。「また付き合い始めたよ！結婚申し込むよ！」って、交際0日婚かよ(笑)。お前が38歳なら分かるが（28歳でもちょい待てって感じ）、18歳だぞ。またしてもブレインの親は何してるんだ問題が脳内で勃発しました。S4x18で親と抱き合って一晩話し合ったよ、みたいなシーンあったから一応まともっぽい親がいるんでねーの？？
サムだけ一生懸命盛り上げようとしてて、サムってバカでいい子だなー。言ってることも「That's good」とかって適当だし(笑)。シュー先生は終始苦笑。この人結婚に1度失敗してるし結婚式もしくってるし、何も言うことないよね。。ブレインは同性婚やら人種やら宗教やらの社会的問題を個人のレベルに持ち込みすぎ。カートはいい迷惑やろが。アーティがいい感じにまとめてくれたのにHELP!って突っ走るし(笑)。
普通により戻した話だったらすごくよかったのになぁ。NYに戻る前に2人で食事して、「アダムとは何でもない」って確かめて、「お願い、もう2度と浮気はしないから付き合ってほしい」って言ってからの「浮気しない契約書」だの「ずっと続くカップルはいない」だののやり取りは結構面白かった。カートとゴールディとかググっちゃったよ(笑)。2人のいつもの「僕がゴールディね」「もちろん」って会話も好きだし。ややこしいがカートがゴールディでブレインがカートなのね(笑)。なんかブレインに甘えられるカートに戻ったのかな、って感じで微笑ましかった。「黙ってきみの歌を聴いたりしないよ、僕が歌うから」ってとこもよかったし。
そこから急転直下すぎるー！ブレインのHelp!とかAll You Need Is Love+He Loves You（SheじゃなくてHeなのいいよね）、演出も含めてよかったけど、求婚はいくらなんでもないわー。。カートはよくサプライズプロポーズって気づいたなーと思ってたけど、前回書いたみたいに色々伏線ありましたね。。ブレイン…。バレバレやん。連れ出し役のパパも男っぽいから演技下手っていうか、カートに基本全部見抜かれてんだろうなー。
車の中の会話、パパは相変わらず最&高ですよね。息子の不安な気持ちを理解しつつも、自分自身が若くして結婚したこと、苦労は絶えなかったけど少しも後悔していないこと、好きな人と一緒にいられる時間を大切にしてほしいことを伝えてさ。反対はしたけど、こうなってしまったからにはカートは多分断らないって分かってて、大丈夫だよ、若すぎると苦労もあるけど愛し合っていれば乗り越えられるよ、って伝えているのかと…。反対したことは言わなかったしね。本当に優しいよね。
そしてあの演出は、ビートルズの世界観というか「Imagine」の世界なのかも。世界が一つになって平和になったら、っていう。今まで戦った高校の生徒が協力してくれて、初めて出会った場所で、ばらの花びらが舞い散ってて、ブレインがあの時と同じように迎えてくれて、「僕たちはここで出会った」って。
プロポーズの言葉、感動的すぎてやばかったです。要約ですが
「僕の魂はきみを知っていた。僕たちの手は永遠に繋がれる運命にある。何度生まれ変わってもきみと出会って恋に落ちる。今回の人生ではきみを早く見つけられて僕は幸運だ。だって僕が人生に望むことは、きみを生涯愛し続けることだけだから」
これを！高校3年生（向こうだと4年生）が言えますか？？？やー、もう、若すぎることまで逆手に取ってさ…。これはね…、これをこの人数の前でやられたらね、Yesと答えざるを得ないでしょう。
このプロポーズ、最初見た時は感動したのと同時にちょっと、いや、こんなやり方ずるくない？外堀埋めてきてない？？ってちょっと、この断れない雰囲気に引いたのですが、後から未公開シーンの存在を知ったりとかパパとの会話、カートのあの服装(笑)とか見直してて、やっぱカートは知ってて覚悟して行ったんだろうと思ってます。はじめからプロポーズを受けるつもりで。そう思えば素直に感動できて後味もいいし(笑)。
この回の未公開シーンのscriptなのですが、カートと女子3人（レイチェル、メルセデス、サンタナ）が学校でお泊り会してて、カートがレイチェルとサンタナに「何でNYから戻ってきてんの？ってかメルセデスもまだLAに帰らなくていいの？」みたいに言ってて、4人でごちゃごちゃ話した結果「分かった、ブレインがプロポーズする気なんだろ」ってカートが察してしまい(笑)
サンタナ「で、分かったならどうすんの?」
レイチェル「YESよね、真実の愛はあるって証明して！」
カート「そうだね、YESって言うよ」
女子「すごい！！！」
カート「それできみたちは僕のブライズメイドをやらなきゃ！」
メルセデス「パーティでは歌ってあげるけど、でもカート、本当にいいの？大変な決断だよ」
カート「分かってる。だけど僕は生まれて初めてディズニーミュージカルを見てからずっと、すてきな王子様と結婚することを夢見てたんだ。そんなことありえないって思ってた。でも今世界は変わろうとしてる。そして何より、僕とブレインはその変化の一部でありたい」
みたいな会話があってめっちゃ萌えた(笑)。だからバレてたんか！女子会イイ！！でもここで「OKするよー」みたいになっちゃってるとあのパパとの会話と微妙に食い違っちゃうのでカットされたのかも…。あーどっちも捨てがたいですね。
てかプロポーズの件、カートもそれなりに盛り上がってんじゃん！！まあ実際、プロポーズに赴く時の服装、めっちゃおしゃれして胸にハートのブローチとか付けちゃってるし明らかに分かってて期待して行ってるよね笑。
未公開シーンはこの回に限らずKlainer的にけっこうおいしい部分多いのでもったいないです…。でもな、現実はすてきな王子様と結ばれて終わりじゃないんだよってことが突き付けられるS5後半以降の展開ときたら…。
だけど思うに、この時は2人とも同性婚合法化に舞い上がって婚約しちゃってる感が強いですし、カートはある意味S5でブレインって王子様じゃないんだな、って心底気づいてからS6で「まだ愛してる」って流れになるのがいいのかなとも思いました。さすがにこのまま結婚は夢見すぎだしさ(笑)。
あとはアーティとキティの意外なカップルも面白かったけど、ティナ関連のエピソード笑った。ブレインが男子3人呼び出して、「まだ終わってない女子部で一人でケーキ食べてた」って言った時、3人とも「あのケーキうまいよな！」って(笑)。これがストレートの男のリアクションですよ！アホかわいいわ。ブレインも「ケーキはおいしいけどティナの話だ」って(笑)。
そんでブレインは必死で元カレのせいにしようとしてて、サムが「100%きみのせいだけど協力するよ」ってほんと笑える。ブレインに振られた上にブレインはカートとよりを戻して求婚するとか気が狂ったレベルで浮かれてるし、元カレアーティはキティとラブラブになってるし、ティナ荒れるよなー。
その後男子4人がティナに向かって歌った歌がザ・ビートルズ！って感じでよかったです。女の子たちのグルーピー感も最高だった(笑)。マーリー似合いすぎじゃね??逆にユニークはやっぱビートルズにお熱な女の子って感じではないなー。誇り高き黒人女性だもん。ブレインはS4後半のパフォーマンスで髪型が色々変わってて、あの7:3じゃない方が圧倒的にかわいい！！ダレン・クリスも「あの髪型は臨床的に正気とは思えない」って言ってたしな(笑)。
ダレン・クリスの普段の写真めっちゃかわいいよねー。もっと7:3じゃないとこ見たいよー。寝起きとか、もっと乱れててほしい(笑)。ケイティ・ペリーの「Last Friday Night」のPVみたいに♡
ところでカートが10歳の誕生日にやったっていう演出の、「ジャスティン・ティンバーレイクのピニャータよかったでしょ」って言ってたけどこれが何なのか分からずググったらなんかキャンディが入ったくす玉みたいなやつ？？
なんていうか、S4でブレインはだんだんぶっとんだいじられキャラになってって、カートはシリアス系のいじりにくいキャラになってって、ずっと離れてたのに再び出会った時にケミストリーが起きちゃったって感じの回でした(笑)。超ボケのブレインに対してどシリアスのカートでツッコミ不在みたいな…。ブレインの相棒のサムもボケだし、レイチェルはフィンと婚約事件やらかしてるから何も言えねーし、ティナはブレインに振られてるから口出しにくいし、アーティとカートパパだけだったな…。まともにつっこんでくれた人…。
プロポーズ直訳↓
We met right here.
(僕たちはまさにここで出会った)
I took this man's hand, and we ran down that hallway.
(僕はこの男性の手を取って、あの廊下を駆け下りた)
And for those of you that know me know I'm not in the habit of taking people's hands I've never met before,
(ここにいるみんなは、僕が初めて会った人の手を取るようなタイプの人間じゃないって知ってるよね)←そうか??取りそうですけど…
but I think that my soul knew something that my body and my mind didn't know yet.
(でも僕は、自分の体や頭がまだ知るよりも先に、自分の魂が、何かを知っていたんだと思う)
It knew that our hands were meant to hold each other fearlessly and forever.
(それは、僕たちの手が、怖れを知らず永遠に、互いに繋がれるためにあるということだよ)
Which is why it's never really felt like I've been getting to know you.
(だから、僕はきみを知っていくように感じたことはなかったんだ)
It's always felt like I was remembering you from something.
(僕はいつも何かからきみを思い出していくように感じていた)
As if, in every lifetime that you and I have ever lived we have chosen to come back and find each other and fall in love all over again.
(僕たちが今までに生きたどの人生の中でも、僕たちは戻り、お互いを見つけ出し、何度でも恋におちるようになっているみたいだ)
Over and over, for all eternity.
(何度も何度も、永遠にね)
And I just feel so lucky that I found you so soon in this lifetime
(そして僕はこの人生ではきみをこんなに早く見つけ出すことができてただとても幸運だと思っているよ)
because all I wanna do, all I've ever wanted to do is spend my life loving you.
(なぜなら、僕がしたいと望むことの全ては、そしてかつて僕がしたいと望んできたことの全ては、君を愛して人生を過ごすことだから)
So, Kurt Hummel my amazing friend my one true love will you marry me?
(だから、カート・ハメルさん。僕の素晴らしい友人、僕の一つの真実の愛。僕と結婚してくれますか?)
