邦楽歌詞感想の注意書きです。
私の恋愛 (ミドリカワ書房)2008年
作詞・作曲:緑川伸一
私は私の恋愛を救ってあげたい。
先生お願い、私を殺してよ。
じゃなきゃ私の恋愛は救われない。
すごいキラーフレーズ…。女子大生と大学教員の不倫ソングです。世間知らずな女子大生の気持ちを歌っている歌なのですが、
笑っていいですよ。
男の人にこの気持ちはわからないと思う。
絶対にわからない。
とかいう歌詞をわりと甘めの男性ヴォーカルが淡々と歌ってるのがシュールで好きです。ヤンデレな内容なのに歌い方にはあんま盛り上がりがないんですよね。てか盛り上がってたらサムいからね、この歌。
この子この後どうなんのかなーと想像しちゃいます。ガチの地雷女なのか、もしくはそのうち普通に黒歴史になんのか。あーやば、おっさんと付き合ってたよーって。大学教員と不倫してた先輩いたけど、先輩は中退したし先生の方はずーっと大学にいるから退官まで10年以上どころではなく学生の間でネタにされ続けてたし、大人同士とはいえ大学不倫はリスク高いなーと思いました。職場とかでも同じかもしれないけど、学生は本人も周りも若いからなぁ…。
そもそもなぜこの曲を知ったのかも今となってはもう思い出せないのですが、ミドリカワ書房の歌他に見てみると、付き合ってた彼女が妊娠して今日堕胎しますみたいなけっこうエグいやつ多くて手を出せず、結局これしか聴いたことないです。RHYMESTER『肉体関係part2 逆featuring クレイジーケンバンド』は平気なのになぜこういうのは無理なんだろうってちょっと考えたんですがやっぱ笑えるかどうかかな。「日本全国の肉体関係者各位に告ぐ」とか面白いもんな。エグくて笑えないネタはなぁ。
その点、『私の恋愛』はちょっと笑えるんだよね。不倫相手に向かって「わかってる、先生はまじめな家庭人だものね。」とかってさ、まじめな家庭人は女子大生に手ぇ出さんだろ。
殺してよ 先生私を捨てるなら私の恋愛だけは救って (yuifall)