いろいろ感想を書いてみるブログ

短歌と洋楽和訳メインのブログで、海外ドラマ感想もあります

読書日記 2024年1月3-9日

 もともと読書感想ブログにしようと思って作ったはずだったのですが、4年間も迷走してました。でもよくよく考えると本の感想を書くのは大変だしとても長くなるのが目に見えているので、短歌の一首鑑賞のボリューム感が私にはちょうどいい気がします。読書については記録つけて時々気が向いた時に感想書くくらいにしようかなと。

 とはいえ2023年末くらいから読書熱がちょっと冷め気味なので面白い記録になるかは未知数ですが、一週間に読んだ本・漫画とコメントを毎週水曜日に載せていきたいと思います。なるべくネタバレには配慮しますが、絶対無理!な方もいると思うので、前半がリスト、「続きを読む」から入って後半コメント、の構成でいきます。ものによってはネタバレしてるので気を付けてください。

 

 

読書日記 2024年1月3-9日

・木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド―社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』

渡辺航弱虫ペダル SPARE BIKE』1-13巻、公式ファンブック

渡辺航弱虫ペダル』49巻、公式ファンブック27.5、公式アンソロジー

・和山やま『女の園の星』1-3巻

・和山やま『カラオケ行こ!』

・和山やま『ファミレス行こ。(前)』

ヤマシタトモコ『恋の話がしたい』

半藤一利『歴史探偵 忘れ残りの記』

北村薫『詩歌の待ち伏せ

・青崎有吾『体育館の殺人』

・青崎有吾『水族館の殺人』

・青崎有吾『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』

 

以下コメント・ネタバレあり

 

・木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド―社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』

 年末頃に読んで年始にも再読。何の気なしに買ったのですがとても面白かったです。翻訳ものかと思ってたら著者は日本人でした。もちろん全て鵜呑みにするわけじゃないですが、今まで分からなかったことが「そうだったのか」って目から鱗な感じでした。

 

渡辺航弱虫ペダル SPARE BIKE』1-13巻、公式ファンブック

渡辺航弱虫ペダル』49巻、公式ファンブック27.5、公式アンソロジー

 年末年始に一番リピってたのがSPARE BIKEで、特に好きなエピソードはそれぞれ5回くらい読んでました。旧3年が好きなのでとても楽しい。スペバイ13巻読んだら読みたくなったので本編は49巻だけつまみ読みした。本編は現在87巻とハイパーボリュームになってしまっているので今手を出す勇気が出ない…。かつて65巻くらいまでは読んだのですが。一応全巻持ってはいます。

 

・和山やま『女の園の星』1-3巻

・和山やま『カラオケ行こ!』

・和山やま『ファミレス行こ。(前)』

 女の園の星はとても読みやすく笑えます。こういう話とても好きだ。カラオケ~とファミレス~はブロマンスものなのか?

 

ヤマシタトモコ『恋の話がしたい』

 よく二次でパロられているエピソードの元ネタが読みたくなって再読。『Re:Hallo』です。複数ジャンルで見たのですごいなーと。

 

半藤一利『歴史探偵 忘れ残りの記』

 半藤一利一時期めっちゃハマってたのですが買いすぎて今大量の積読になってしまっているのでぼちぼち読みます。こういうコラム系は手頃でよい。

 

北村薫『詩歌の待ち伏せ

 これは時々パラ読みしてます。今回は通し読みではなく参考文献的な感じで。

 

・青崎有吾『体育館の殺人』

・青崎有吾『水族館の殺人』

・青崎有吾『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』

 最初になぜか『図書館の殺人』を買ってしまい、これ4作目だな?ってなって1冊目から読み直してるところ。

 青崎有吾は他のシリーズも色々読んでてどれも面白いのでほとんど作家買い状態なんですけど手放しに好きってわけでもなく、どのシリーズからも作者の知性の高さを感じるしミステリとしては非常に面白いのですが、一方でキャラクターがラノベのコードで書かれてるので読んでてちょっと疲れる面もある。この『裏染天馬』シリーズと『アンデッドガール・マーダーファルス』は男性向けラノベ寄り(『裏染天馬』は男1人&女多数のやれやれ系ですがハーレム的ではなく百合臭、『アンデッドガール~~』は男は少年からオカマから老人まで色々出て来るのに女は美少女か美女しか出てこなくて恋愛は基本百合っていう昔ながらのファンタジー系)で、『ノッキンオン・ロックドドア』は女性向けラノベ寄り(ニアBL)です。

 一般書でも恋愛小説だったり最初からラノベだったら別に百合嫌いじゃないんですが、ミステリ読んでるはずがラノベテイストな百合にぶち当たるトラップがしんどいんだよなー。これは多分男性が一般書読んでてBL臭を感じる時の辛さと同じだと思います。分かっててわざと書いてるのは分かるんですけどね。個人的にはですが、米澤穂信くらいのデフォルメ感が読みやすいです。