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04x01 - Panopticon 感想

 POI感想の注意書きです。

yuifall.hatenablog.com

 Panopticonとは、全展望監視システムのことです。Panは「すべて」、opticonは「みる」という意味で、もともとはベンサムが構想した刑務所システムのことだとか。この間『世界の果てのありえない場所:本当に行ける幻想エリアマップ』という写真集でキューバパノプティコン、プレシディオ・モデーロ(今はない)を見たばかりだったのでおおっ!ってなった。その後フーコーが『監獄の誕生 監視と処罰』で監視社会システムへの比喩としてこの「パノプティコン」という言葉を用いています。

 この回も、邦題は「監視社会」です。

 

 最初に「人工知能を開発している会社がみんな潰されている」とかジャーナリストが言ってるけど、人工知能はどこにでもあるよ…。秘密裡に潰すのは無理あるな…。ていうかGAFA全死亡じゃないですか。秘密裡にやるのは無理だって…。この辺からすでにAI戦争無理あるムーブが始まっておる。

 

 さて、あれだけヤバげな状況でS3が終わったにも関わらず、みんな割と普通に暮らしてて笑えます。まあ、ルートが「普通になるのが一番隠れられる」と言ってたからそうなったってことでしょうが。フィンチは大学の客員教授、リースは警察官、ショウはデパートの化粧品売り場の職員(このチョイス意味不明すぎ)、ルートはよく分からん。ショウの仕事はルートとさりげなく接触するためのものとしか思えんのですが、化粧品カウンターにルートが訪ねてきたのこの回だけだったような…。

 ショウがうんざりしてんの面白かった。「この馬鹿げた仕事は何?」(BAさんに失礼ですが、ショウには合わなすぎるのは分かる…)「マシンが決めたのよ♡Angler(マッチングアプリ)をチェックして♡」「デートしろって?ふざけんな。ジョンはバリスタでしょうね??」後で警察官と知ってブチ切れ(かわいい)。

 

 フィンチはウィスラー教授になってますが、講義めちゃくちゃ人いなです。テーマはthe ethics of high-frequency decision making(高頻度意思決定の倫理)だそうで…。「第一印象より面白いものにするよう努力する」とか言ってます。このシーン、DVD特典で「フィンチはしばしば滑稽な状況に陥るキャラクター」って言われてて笑ったわ。

 てか、論文書いたのフィンチじゃないし…。どうやって教えるんだ。大変だこりゃ。でも900万ドルも予算ついてるらしい。ある意味すごいな。「自分は客員の職員だから時間も限られるし、成績の交渉には応じない」と言ったとたん、明らかに教授を誘惑していい成績を取ろうとしてた風の女子が出て行きます(笑)。

 

 ところでフィンチは教授説と准教授説が入り混じっているので(字幕や吹替でも混じってる)、原文を確認しました。

 

My name is Professor Whistler, and I'll be teaching this semester's course on the ethics of... high-frequency decision making.

私の名前はウィスラー教授です。そして私がこのセメスターのコースで教えるのは、高頻度意思決定の倫理についてです

Which I will endeavor to make more interesting than that sounds.

響きよりも面白いものにするよう努力するでしょう

You all should've receive a copy of the syllabus along with a list of general guidelines and appropriate expectations.

あなた方はみなシラバスのコピーと一緒に、一般的ガイドラインと到達目標を受け取っているはずです

As a visiting associate, my office hours will be limited.

客員職員として、私の勤務時間は限られています

All grades are final, so please, don't come to see me expecting to negotiate a higher grade.

全ての成績は最終成績です。だからよりよい成績を交渉することを期待して私を訪れることはしないでください

 

 このAs a visiting associate 発言の解釈ですね…。Associateは単独では「同僚」とか「職員」とも取れるし、a visiting associate (professor) と考えれば「客員准教授」とも取れるし…。でも状況的には単独で講座を持ってるっぽいし、自己紹介も「professor」と言っているので客員教授でいいのかなと思いました。

 ちなみにWhistlerで検索すると「潜水カモ」と出てくるのですが、鳥の名前であると同時に実在のヒュー・ウィスラーという警察官かつ鳥類学者のイギリス人から取った名字らしい。警察官と鳥類学者なの??だからリースの職業警察官なのか??

 

 リースは警察官でなんか堂々と発砲したり捜査してたりもうそのままでいいじゃん…、って気がしないでもないが、本人は「死体が転がってからでしか何もできない」とフラストレーション溜まりまくりです。そんな状況でカレンダーのアラートに導かれて変な自己啓発セミナーでショウと再会。まるで意気投合したカップルのように(そうサマリタンに見せかけた?)2人で会場を抜け出し、今の仕事の不満をぶちまけ合っているところで公衆電話が鳴り出します。この時の2人の輝く笑顔好き。「本業再開だ」って。

 

 リースはフィンチとさりげなく接触。あのチェス台のとこでいつも会ってたんでしょうか。WikiによればS4スタートは9月らしいのですが、自分は日付発見できずでした。でも新学期始まりの時期っぽいから9月は間違いなさそうです。S3ラストが4月半ばだから、5か月ほど経ってますね。あの感じからするとこの間全く接触していなかったとは思えないし、どこかで顔を合わせてはいたっぽい。

 

How goes the day job, Detective Riley?

仕事はどうだ、ライリー刑事?

Personally, I prefer my real job, Finch.

個人的には、本職の方がいいな。フィンチ

Professor Whistler, please.

ウィスラー教授と呼んでくれ

We're getting numbers again, Harold.

また番号が届いた、ハロルド

We need to get back to work.

仕事に戻らないと

I'm no longer your coworker, Detective.

私はもはや君の同僚ではないよ、刑事さん

I'm done taking orders from a computer.

私はコンピューターから命令されるのはもうやめた

I thought I made that clear after it instructed us to kill a Congressman.

あれが私たちに議員を殺せと言ってから、もうついていけないと分かった

It also helped us to save Grace.

でもマシンはグレースを救うのを助けてくれた

And now more lives need saving.

それに今も多くの命が救われるのを待っている

 

 ボスからいつの間にか同僚になってました。でもリースにとっては永遠のボスでしょ??フィンチはまだマシンに腹を立ててるし、人殺ししろだなんてもう自分の育てた子じゃない!ってなっちゃってます。それに加えてサマリタン起動で気力が奪い取られちゃってる感じ。まあ、今までの全てが奪われてますしね…。大切に育てたフェイクアイデンティティーの数々も…。PCも金も自由に使えないし、やる気ないよな。リースはあくまで「命を救おう」と説得しますが、フィンチは「介入しても意味ない」と。まあ、それは多分何度も自問してきたんでしょうが…。テロを防ぐ、という本来の目的はいいとして、それ以外は「カードを配り直しただけ」とサマリタン起動前から言ってましたし。

 一方、カーターが死んだ時一度気力を奪い取られたリース君は、おそらく警察官として実際に仕事をしてみて、人の命が奪われてからしか動けないことに無力感を募らせている。だから犯罪予知ユニットの仕事に戻りたいんですよね。でもこの時の会話ではフィンチの気持ちを変えることはできません。

 ちょっと現在の状況説明っぽい会話のやり取り。

 

If you or Sameen or anyone else attempt to intervene with these numbers, you will surely find yourselves dead.

もし君やサミーンや他の誰かがこれらの番号に介入しようとすれば、必ず死ぬだろう

We have to do something.

何かしなくては

We have no resources, John.

もう何もないんだ、ジョン

The library's gone.

図書館もない

So we'll get another place.

別の場所を探そう

Don't you understand?

分からないのか?

They're always watching.

彼らはいつも監視している

We can't even talk on the telephone.

私たちは電話で話すことすらできない

There is no sanctuary.

安息の地はない

You can't just be the man in the suit.

君はもうスーツの男には戻れない

You're a cop now. I'm a professor.

君は今は警官だ。私は教授だ

That's just the way it is.

そうするしかないんだ

We don't need jobs, Harold.

俺たちに必要なのは仕事じゃない、ハロルド

We need a purpose.

目的だ

The world has changed, John.

世界は変わってしまったんだ、ジョン

I'm sorry.

すまないね

For the time being, I think he'll be happier with you.

当面、ベアーは君といた方がいい

Well, if it's not about helping the numbers anymore, then what?

なあ、もし番号をもう助けないなら、何をするんだ?

It's about survival, John.

生き延びるんだよ、ジョン

 

 自分の立場以上のことをすれば必ずサマリタンに気づかれる。電話やメールを介したやり取りもできない。そういう実情が語られます。リースはショウを誘って対象者の監視を始めますが、フィンチのサポートがない状況で、対象者が加害者か被害者かも分からないまま、ギャングの命を救って対象者の息子を拉致されることになってしまいます。取り戻そうと必死の2人。ルートがフィンチの元へやってきます。

 

What brings you here today, Ms. Groves?

どうしてここへ来たんだ、グローブスさん

Your former associates, the mayhem twins.

あなたの以前の仲間の暴力的な双子が

(*ここでも associates って使われてますね。英語って難しいなー)

They're back to trying to save people.

人助けの仕事に戻ったみたいよ

I'm aware.

知っている

Then you're also aware that they're gonna get themselves caught or killed without your help.

じゃああなたは、あなたの助けなしでは彼らが捕まるか殺されるかするって気づいているわよね

I explained as much to John, though I'm not sure how long they'd survive even with my assistance.

それはジョンにはよく話したんだ、それにもし私が助けたところでどれほど長く生き延びられるか分からない

I assure you, the outcome will be determined if you don't get involved.

はっきり言うけど、もしあなたが関わらなければ結果は明らかだわ

And this advice is coming from you, Ms. Groves, or from the machine?

そのアドバイスは君が言いたいのか、グローブスさん、それともマシンか?

Now's not the time to be precious, Harold.

今は気取っている場合じゃないわ、ハロルド

You don't get to sit this one out.

このまま黙って見ているつもり?

The world can't afford to indulge your indecision.

世界はあなたの優柔不断を許す余裕はないの

Oh, I think I made my decision quite clear.

私ははっきりと意思決定をしたと思うがね

Sorry.

悪いけど

You have to pick a side, because this is war.

あなたはどちら側に付くかを選ばなきゃダメよ。これは戦争なの

And the thing we're up against, it has virtually unlimited resources, governments working unwittingly at its behest, operatives around the globe protecting it.

それに今直面しているものは、それは事実上無限の資源を持ち、政府はそれと知らずにその命令に従って働き、世界中がそれを守るために働いているの

You know how many we have?

こっちは何人?

Five.

5人よ

Six, if you count the dog.

もし犬も入れれば6

You have a god in this fight, Harold, and she's fighting for her life.

この戦いにはあなたの神がいるの、ハロルド、そして彼女は自分の命のために戦っている

I wouldn't know.

どうだろう

She only talks to you, Ms. Groves.

彼女は君としか話さない、グローブスさん

Just because you stopped listening to her doesn't mean she isn't looking out for you.

貴方が彼女の言うことを聞くのをやめたからといって、それは彼女がもうあなたを見守ってないってことじゃないわ

This job, your identity, is her keeping you alive.

この仕事、あなたの身分、それは彼女があなたを生かしているから

She has the plan, Harold, but she needs you to sit up and pay attention.

彼女には計画があるの、ハロルド、でもあなたに立ち上がって注意を払うことを求めてる

To what, the numbers?

何のために?番号か?

In the face of such a struggle, saving one or two people, what difference would that make?

こんな状況の中で、1人や2人の人間を助けて、何が変わるんだ?

Every life matters.

全ての命は大切

You taught me that.

あなたが私に教えてくれたことよ

The numbers, our identities, they all mean something.

番号、私たちの身分、何か必ず意味があるの

It all adds up to something.

全て合わされば何かになる

All of this matters. We all matter.

この全部に意味がある。私たちみんなに

You got your friends into this mess.

あなたが友達をこのごたごたに巻き込んだのよ

Least you can do is get them out of it.

少なくともそこから抜け出させる努力はしてよ

 

 ルート、ショウ大好きでリースには興味なしなのに「暴力的な双子」って(笑)。双子扱いかよ。兄妹っぽくは見えるけど…。フィンチはあくまで「何もしない」立場を貫こうとしますが、ルートは「どちらかにつけ」と迫ります。サマリタンにつくか、マシンにつくか。いや、サマリタンにつくという選択肢は初めからないのでは…。そしてフィンチはマシンにも腹を立てているし信用できないから、どちらにもつきたくない。ただ生きのびられればいい、という感じです。意思は明らかで、確かに「優柔不断」ではないですが、このまま一生こうして生きるつもりなのか??という疑問は確かにありますね…。そして結局また「あなたのせいよ」で終わるという…。もう、マシンを作った時から一生何もかも「これはあなたのせい」と言われ続ける運命なのでは??

 それにしてもリースとショウがすでに動いていて、しかもなんかあんまりうまくいっていない以上、「あなたがサポートしないと確実に死ぬ」というのが確からしい状況にすでになっているので、見ているとやきもきします。

 

 結局見捨てられずサポートに訪れるフィンチ。この時のリースのちょっと嬉しそうな顔がめっちゃ可愛かった♡

 対象者のアリはコンピューターに詳しいためにギャング、ブラザーフッドに脅されて「警察に傍受されないネットワーク」を使用可能にするように求められていました。手詰まりになったところでフィンチが協力し完成させますが、ギャングは約束を守らず、アリの息子は解放されません。サマリタンにも盗聴されないネットワークを手に入れたフィンチは、その手段でリースに連絡を取ります。

 

Now what?

そしたらどうする?

Now we call John.

ジョンに連絡しよう

You put a lot of trust in your friend.

友人を信じているんだな

I do.

ええ

In all the time I've known him, he's never let me down.

彼を知ってからずっと、彼は決して私をがっかりさせたことはない

(彼は必ず応えてくれる、と訳されてました)

 

Hello?

もしもし?

It's me.

私だ

I'm borrowing the gang's mesh network.

私はギャングのメッシュネットワークを使っている

I'm sending you the location of the node they're connected to.

彼らが接続している場所を送る

They should be within a few hundred feet.

500フィート以内にいるだろう

I'm on my way. I'll let Shaw know.

すぐ向かう。ショウにも知らせる

John, remember to be careful.

ジョン、気を付けて

Just like old times, huh, Finch?

昔みたいだな、フィンチ

Hardly, Detective.

全然違うよ、刑事さん

 

 深く信用している、とアリには話しながら、「前に戻ったみたいだな」と思わず嬉し気にするリースには「全然違うよ」とツンデレの本領発揮フィンチです。リース君にもデレてやれよ!!

 

 この時のリースとショウの作戦も面白いです。イライアスを抱き込んでギャング同士の小競り合いに見せかけ、それを目撃した麻薬課刑事という風体で堂々と突入するリース。で、ショウが隣家からこっそり援護射撃。2人ともかっこいい!!無事対象者の息子を救い出します。まあ、サマリタン側のエージェントに若干怪しまれているシーンもありましたが…。なんかのフラグ?

 

Dad?

お父さん?

Are you all right?

大丈夫か?

Did they hurt you?

怪我はしてないか?

I'm okay.

大丈夫

They destroyed the store.

奴らは店をめちゃくちゃにした

It doesn't matter.

そんなことはいいんだ

You're all right.

お前が無事なら

That's all that matters.

それだけが大事だ

It was never about the store.

店のことはいい

But they'll come back.

でも奴らは戻ってくる

So we will move.

なら、移動すればいい

We are the store, Ben.

俺たちが店だ、ベン

You and me.

お前と俺が

Just come home.

ただ帰ってこい

 

 この親子の会話を聞きながら、リースとフィンチがそれぞれに思いを重ねるシーンがとてもよかった。「2人さえいればいい。お互いさえ無事なら、大切なことはそれだけ。拠点は移動しても、2人がいればどうにかなる。だから大丈夫」そうだよね、フィンチさん。そろそろリースにデレてくれん??

 サマリタンに検知されない独自ネットワークの構築と、この親子の絆のためにマシンがアリの番号を出したのだということが分かります。

 最初会った時に「生き延びることだ、ジョン」と言ったフィンチに、最後リースは言います。「番号を助けることが、生き延びることだ、ハロルド」。(まあ、吹替だと「これ(傍受できない携帯)は番号を助けるためだけじゃない。生き延びるためでもあるんだ」になってましたし多分原文もそういう感じなんだけど、意味合い的には「目的がないと生き延びられない」というリースの思いだと感じた)

 

 最後、3人ともにそれぞれ動きがあります。

 リースは麻薬課から殺人課に異動。ファスコのパートナーになります。案内された席はカーターがかつて座っていた席…。切ない顔で座席を眺めるリース。まさかそこに自分が座ることになるなんて…。

 正直、まっとうな警察官だったカーターの席にダークヒーローのリースが座るのはちょっと、って感もあるんですけど…。カーターとリースは歩いている道が全然違うけど心惹かれ合ったところが好きだったのに、リースを光の世界の住民にしちゃったらさー…。もうなんか、まともに警察官やっとけや、みたいな感じになっちゃうじゃん…。これも彼女の作戦なのよ、とルートの声で自分に言い聞かせながら見る。

 こうなるんだったらS4以降までカーターを生かしておいて、警官同士として普通に恋愛させればよかったじゃん…。なんかなー。まあぶっちゃけ恋愛に関してはカーターと成立しなかったことよりもアイリスとなんやかんやになってる方がイラつくのですが…。

 ショウはルートに勧められたマッチングアプリの男と会うのですが、そいつが強盗団の一員でした。ダブルワークをすることに。なんじゃそりゃって感じですけど、ショウが嬉しそうだからまあいっか(笑)。

 そして、フィンチはマシンの書いた論文の誤字から暗号を読み解き、ある場所に辿り着く――、というところで次回に続く。この時かかるJettaのI’d Love To Change The World いいなーって思って聴いてたんですが、なんか歌詞がちょっと…、解釈しづらいというか。。訳しようかと思ってたけど断念。

 

 いやー、S3の終わりが悲しすぎたので、S4の最初がPOIっぽいカラーを取り戻して始まったの嬉しかった。R&Fの絡みもよかったし、バディ感もチーム感もありよかったです。S1E1でチンピラのアジトを襲った時のリースの台詞とか出てきて、でも本人が途中で「まあいいや」ってなって乱闘始めたり、無双してんのにショウに背後からぶん殴られたり、笑えるシーンとシリアスなシーンのバランスもPOIっぽかった。もちろん今後サマリタンがらみで色々あってシリアステイスト増してくるんですが、一話完結時代に戻ったみたいで楽しめました。そんなこと言ってるとフィンチにHardly(全然違うよ)って言われちゃいそうですけどね。

 

 ほんと、S4最初は楽しかったんだよなー。E1,E2は面白くて、E3でリースが警察官っぽくなってきちゃったあたりからちょっと微妙になってきて、アイリス登場からすげーつまんなくなった。なんでS4を好きになれないのか自分でもずっと悩んでほんと色々と考えていたのですが、色々と考えるまでもなくシンプルに、リースが「普通の人」だとつまんないです。ほんと、それだけ。殺人課刑事でファスコのパートナーでカウンセラーと恋愛するリースのどこが見たいんだ??そんなキャラが好きだったら最初から警察モノ見るっつーの、マジで。

 

POI:アリ・ハサン(加害者かつ被害者)

本編:2014年9月

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