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01x23 - Firewall 感想

 POI感想の注意書きです。

yuifall.hatenablog.com

 ここからルートが準レギュラーに!初期のルート、ほんとキモいなー。あんなに美人なのにキモいとこがすごい。

 

 初回の視聴では全然先のこと知らなかったのでただただ驚いてましたが、改めて見るとカウンセラーのキャロラインさん、最初からマシンの顔認識が黄枠になっていて、「マシンのことを知っている人」扱いでした。前回のペックの話は前振りだったんですね。

 マシンを知る→黄枠に、っていうのはE11 Superのあたりから薄々分かるような作りにはなっているのですが、一方リースが最初から黄枠なことで確信持てない面もあるし。でも前回のエピソードでそれがはっきり分かる作りになっていて、で今回キャロラインが最初から黄枠で登場することであ、この人なんかおかしい、って分かる人は分かったんだろう。メタ的に言うとRoot Causeの黒幕がS1ラストまで登場してきてないしね…。多分登場した瞬間からこいつがルートだって分かった人もいるんだろうなぁ。あとモブにしては美人すぎるっていうのもありますけど…。

 

 この回は冒頭からリース君大ピンチです。FBIに狙われてます。それが5月17日の話で、時間が巻き戻って15日。最初の会話からおかしいです。

 

Morning, Finch.

おはようフィンチ

Mr. Reese.

リース君

What have you been doing?

何をしていたんだ?

Corrupting detective Fusco.

ファスコ刑事を堕落させていた

Does he really need any help in that regard?

その点について彼が何らかの助けを必要としているのか?

I'm encouraging him to show ambition, to climb the HR ladder.

俺はあいつにHRで出世してもらうために野心を見せるよう勧めてきた

She's lot prettier than Fusco.

彼女はファスコよりずっとかわいいな

And much more discreet.

そしてはるかに慎重だよ

 

 ファスコよりかわいいって何だよ(笑)。多分ルートの本性を知ったリースは前言撤回しただろうな。ファスコの方がかわいいよ。2人ともファスコの扱いひどすぎない??

 

 最初はキャロラインを見張っていたリースですが、彼女の患者が皆社会的に立場が高く、秘密を守るためなら何でもやりかねないことを知ります。また、同時にファスコがHRの幹部会に顔を出すことになり、誰かがHRに金を払って彼女を殺させようとしていることを知ります。もっと直接的に彼女と接触するために患者として潜り込むリース。でも、観察眼の鋭いキャロラインに来歴を探られそうになります。

 この辺の駆け引き、全部知ってから見ると心躍るよね。ルートはリースの素性を全部知ってるから、有能なセラピストに見せかけるの簡単なんですね。多分他の患者にも同じようなことをしてきたんだろう。「プライバシーは尊重するわ」というルートに「好みのタイプだ」ってフィンチが言うのも笑えます。好みのタイプどころじゃないよ…。むしろルートに好かれ過ぎちゃって今後困っちゃいますからね。

 

 ちなみにWikiの「ハロルド・フィンチ」の項目見てると、

 

Finch's character has been praised by both critics and fans for his empathy, intelligence, backstory and relationships with Reese and Root, and he is considered by many one of the show's best characters.

フィンチのキャラクターは、彼の思いやり、知性、背景、リースとルートとの関係性によって批評家からもファンからも称賛され、フィクションのベストキャラクターの一人の候補となった。

 

とあり、海外フィクだとルート&フィンチのshipperも多かったのかな?って気がする。ちょっとインスタとか見るとカーター&リースのshipperも見つかるし、日本より組み合わせ多彩な印象があります。当時のメインはTumblrだったのかな。

 更に脱線しますけど、S5のDVD特典で制作側がファンフィクションについて触れていて(鍵なしブログに書くにはちょっと微妙な話題かもですが、普通にDVDに入ってるし普通に感想書いちゃうよ)、マイケル・エマーソンさんに対し「マイケルはTumblrを見るな」と言ってました。エマーソンさん全然分かってなくて「Tumblrはアートを公開する場所?」とか聞いてて脚本家の人が困ったように笑ってましたが、ジョナサン・ノーランは再度「見るな」と(笑)。で、司会進行してた人が「ネタを与え過ぎたよ」とか言ってて、やっぱり分かってやってたんじゃん!!!って思いましたね…。

 でもこの司会進行の人、「ルートとショウは最初殺し合ってたのにどうしてああなったのか分からない」みたいに言ってて、初対面から醸し出してた2人の怪しい雰囲気を全然感じ取れてないタイプの人っぽいのに、R&Fについては「ネタを与え過ぎ」って感じてたのかよ。公式最大手はマジだったんだな…。そしてファンフィクションのことまで公式が堂々と対談でしゃべってしかもDVDで残しちゃうのが日本とは違ってオープンすぎてくらくらした。堂々とTumblrのことなんて言わないでほしいよね…。もし日本のドラマの対談で監督が主役に「君はピク〇ブを見るな」とか言い出したら、そもそもピク〇ブの話なんかすんな!!!ってなるじゃん…。

 

 さて、キャロラインの脅威は秘密を持った金持ちでは?と考え、フィンチはゾーイに協力を依頼します。キャロラインを2人で見張りながらリースとゾーイの会話。

 

Hello, Zoe.

やあ、ゾーイ

Good to hear you're getting some help, but I don't think there's a woman out there alive that could fix you, John.

助けてもらえてるなんていいことだけど、まっとうな世界で生きている女の人があなたを治せるとは思えないわね、ジョン

Caroline Turing. You familiar?

キャロライン・トゥーリング。知っているか?

No, but that's obviously by design.

いいえ、でも明らかに意図的だわ

Next to bartenders, men usually like to spill it to female shrinks.

バーテンダーと同じくらい、男たちは女の精神分析医に心の中を吐き出すの

It's easier than talking to their wives.

妻に話すよりも楽だものね

 

 Shrinkは「縮む」という意味ですが、俗語で「精神分析医」という意味もあるのだとか。

 

 この時のゾーイの台詞、ほんといいこと言うよ。なんでS4でカウンセラーとリースを適当にくっつけちゃったわけ??リースってそんな簡単な男だった??アイリスとの恋愛、マジで意味分からんでした。

 別にこれは私が腐だからというわけではなくて、恋愛面で敢えて言わせてもらえれば、最初の出会いからリースは明らかにカーターを愛してるし、カーターの死の直前に「No one I'd rather be with at the end. (人生の最後に君以上にそばにいてほしい人はいない)」ってはっきり言ってる。それにS4で死にかけた時に幻覚を見て「君にだったら全てを打ち明けられた」「君を近くに感じたかった、その機会を独り占めしたかった」って言う相手はカーターじゃないですか。「君にはジェシカとの思い出も打ち明けていたと思っていた」って言っていて、すでにジェシカのことは思い出になっているけどカーターのことは思い出にはできていないことが分かる。しかもこの時カーターに「俺たちみたいな人間に“その後”はない」と、引退や普通の生活はないことをはっきり告げてる。アイリスなんか入り込む隙ないじゃん。S4でアイリスといい感じになってゾーイとのワンナイトラブを断るシーンでも、ゾーイに「あなたと私は似てる。一晩の関係は得意でも、心の中には誰も入れない」って言われてるし、実際カーターに心を許す前に彼女を亡くしてしまった(彼女が亡くなるまでそれを自覚できなかった)ことを考えるとそれが事実じゃん。

 誰にも心を許せないことを全部分かった上で遊んでくれるゾーイがいて、しかも愛していて心を許したかったのはカーターなのに、アイリスと恋愛する意味が分からん。ジェシカといいアイリスといい、純真無垢な金髪美女と恋愛ごっこはするけど本当の幸せはそこにはないってこと??なんかアイリスの存在で(S1以前の段階で唯一愛していた)ジェシカまで軽んじられた感じがして本当になんだよこの脚本ってなったわ。結局アイリスには何も打ち明けないままさよならするわけですし。存在意義が分からん。

 ゾーイ姐さんの「男はカウンセラーには何でも打ち明けちゃうのよね(笑)」発言見直してて、何で安易にリースと(よりにもよって)カウンセラーを恋愛させちゃったわけ??とストーリーへの怒りが再燃する私です。

 ちなみにS5のDVD特典にS5直前のコミコンの映像が入ってましたが、キャストインタビューでリース役のジムさんはカーターとのエピソードについて「彼女を愛していたのに気づくのが遅すぎた」と語っており、そういう思いが根底にある演技だったことが分かります。ジムさんはじめ、基本的にアイリスとリースの恋愛については皆スルー気味だし、ほんと意味合いが不明すぎた。主人公の恋愛相手がこんなにモブってことあり得ます??

 

 まあそれはともかくこの2人が見下ろす中庭でランチしてるキャロラインが美人すぎて、何度見てもこの回限りのキャラじゃないな~、ってなりますね。

 

 さてHRに狙われているためキャロラインは48時間以内に殺される。リースは彼女に張り付きいったん襲撃から守るのですが、監視カメラ映像をFBIに見られてしまいFBIからも狙われるハメになります。ホテルに立てこもるのですが、屋上からFBI、エレベーターからHRが迫ってきて大ピンチに…。HRはFBIの本部にファスコともう一人を潜り込ませ、FBIの捜査状況をHRに伝えさせていました。ファスコはフィンチに状況を逐一伝えます。一方、カーターはファスコがHRではないかと怪しみつつもリースに捜査状況を流し、彼をうまく逃がそうとします。

 この攻防のシーン激熱です。リースは26階でHRとFBIに見つかります。HRは2人を爆破で殺すために25階で爆弾をしかけ、シモンズの合図を待ちます。一方FBIは27階で待機し、ドネリーの合図を待ちます。リースは「まずいぞ、ハロルド。何か策はあるんだろう」と。いざ突入される!って時になって警察の回線を全てハッキングして遮断してしまうフィンチ。かっこよすぎ!!!

 

What the hell's happening?

一体何が起こった?

Uh, every cell tower south of Canal Street just went out.

キャナルストリートの南側の全ての電波塔が停電しました

DHS had a failsafe in place to take control of the cell infrastructure in case of an emergency.

DHSは緊急時に備えて携帯インフラのコントロールができるよう予備電源を設けているのですが

Someone hacked it.

誰かがそれをハッキングしたようです

The towers are white-listed.

そのタワーはホワイトリストに入っており、

Only authorized numbers can use them.

許可された番号だけがそれを使うことができる

In this case, only one number.

この場合、使える番号は1つだけです

Whose number?

誰の番号だ?

I trust you can still hear me, Mr. Reese?

君はまだ私の声が聞こえるね、リース君

I have to say, Harold, we've been working together for some time now, but you continue to surprise me.

言わなくてはならないな、ハロルド。俺たちは一緒に仕事をしてしばらく経つが、あんたは俺を驚かせ続けるよ

Likewise, Mr. Reese.

こちらも同様だ、リース君

You should have something of a competitive advantage now.

君は今この競争においてちょっとした優位な状況にあるはずだ

 

 フィンチかっこいいー!!「組んでしばらく経つが、あんたには未だに驚かされる」って言うリース好き。

 いやー、ここ、後から見るとルートも一緒にいたわけで、めっちゃわくわくしただろうな。やっぱり私の狙った人はすごい人だわ♡みたいな(笑)。

 

 さて混乱に乗じてファスコはこっそり抜け出し、フィンチに電話します。しかしHRと繋がっていると思ったカーターは彼を尾行し、銃を突き付けて「誰と話していた!」と詰め寄ります。このシーン好き。

 

The guy in the suit.

スーツの男だ

What did you say?

何ですって?

The guy in the suit, the one you've been chasing.

スーツの男だよ、あんたが追いかけてた

Look, I know this is gonna sound crazy, but they seem to know when people are in trouble.

ああ、クレイジーに聞こえるだろうけど、奴らは困っている人間が分かるんだ

And they help them. Him and another guy.

そして人助けをしてる。彼と、もう一人の男だ

And me too sometimes.

そして俺も、時々

This other guy. Describe him.

他の男ってどんな男よ

He's like a professor. He's got the glasses and a high-dollar vocabulary.

彼は教授みたいに見える。彼は眼鏡をかけていて、高尚な喋り方をする

That's who I was talking to when you came in.

あんたが入ってきたとき俺が話していた相手は奴だ

You got some explaining to do, Finch.

説明してよ、フィンチ

 

high-dollar vocabulary

ググると、

He's like a professor. He's got the glasses and a high-dollar vocabulary.

ってどういう意味ですか?って英語で質問しているページがひっかかります。一般的にはMillion Dollar Vocabularyと言うそうで、「頭のよさそうな喋り方」「語彙が豊富」みたいなニュアンスなのかな。

 ついに2人が2人ともリース&フィンチに協力していたことを知ります。そしてリースを救いに駆けつけます。

 

 リースはキャロラインを助けてフィンチのところへ送り出し、HRと撃ち合いになりますがカーター&ファスコに助けられます。

 

Why didn't you tell us we were both working with you?

なぜ私たちが2人ともあなたたちと一緒に仕事してるって言わなかったの?

To protect you.

守るためだ

Protect us?

守るため?

You almost got me killed.

あんたはもう少しで俺を殺すところだった

You can't trust us, how are we supposed to trust you?

あんたが俺たちを信じないなら、どうやって俺たちはあんたを信じればいい?

Trust is complicated, Lionel.

信頼は複雑だ、ライオネル

For example, I'm sitting in a police car with one cop who tried to murder me and another who spent six months trying to lock me up.

例えば、俺は今二人の警官とパトカーに座っている。一人は俺を殺そうとして、もう一人は6か月間俺を逮捕しようと追い続けていた

So you'll forgive me if I take things one step at a time.

だからちょっと時間が必要だったとしても許してくれるだろう

Slow down, Carter.

スピードを落せ、カーター

Slow down? These two know they're going down for life.

スピードを落とす?奴らは一生投獄されるって知ってるのよ

They'll kill anybody who gets in their way.

邪魔する者は全員殺すわ

I got this.

これがある

Trust me.

俺を信じろ

Well, we should all grab a drink together sometime.

じゃあ、いつか一緒に飲もう

My treat.

俺が奢る

 

 HRの乗った車を警察官の目の前で爆破…。こんなことしちゃっていいのか…。カーター、逮捕したくなったんじゃ??

 でまあリース君はこんなかっこいいこと言っておいて、S2冒頭で「フィンチがいない」とか言って朝8時に呼び出すわけなんですけど…。

 

 さて、キャロラインを待つフィンチのもとに現れたのはアリシアでした。アリシア、なんだかんだ言って諜報機関の人間ですもんね…。しかしフィンチはリースには家も掴ませないのにアリシアにつけまわされすぎじゃないですか??こんな無防備でいいのか?

 

Before Nathan died, before your machine killed him, I could tell something was eating away at him, the ethics of what he was building.

ネイサンは死ぬ前、あなたのマシンが彼を殺す前、私は何かが彼をむしばんでいるのを感じてた。それは彼が作ったものの倫理だと思っていた

I thought he was fighting with himself over it.

彼は自分自身と戦っていると思っていたの

But he was fighting with you.

でも彼が戦っていた相手はあなただった

He knew, didn't he?

彼は知ってたの。そうでしょ?

The hubris of creating something as powerful as the machine.

マシンのように強力なものを作ることの傲慢を

I can feel it right now.

今も感じるわ

Watching us, listening to us.

私たちを見てる。聞いてるの

There's no hiding from it.

隠れることはできない

I'm so tired of running.

逃げるのに疲れたのよ…

I've made some mistakes.

私は過ちを犯してきた

But building the machine is not one of them.

だがマシンを作ったことは過ちではない

You haven't been running from the machine, Alicia, and the machine didn't kill Nathan.

あなたはマシンから逃げているのではないよ、アリシア、マシンがネイサンを殺したのではない

You've been running from people.

あなたは人々から逃げているんだ

From people that you and I both trusted.

私とあなたが信じていた人々から

 

 フラッシュバックでずっとネイサンとフィンチの思想的対立が描かれるので、「ネイサンが戦っていたのはあなた」という発言がとても苦しいです。でも、ネイサンとフィンチのことを他の誰が分かるんだろうとも思う。30年間一緒にいて、理由は分からないのですがネイサンはフィンチをずっと守り続けてた。何があっても。最後の最後、ついにすべてを明るみにしようとした瞬間までずっと。あの時「共に報いを受けよう」と言われたフィンチは微笑みます。あれは、ネイサンの言葉を受け入れたんだと私は思ったんだよね。自分の正体が世間にさらされ、やったことも全てが明るみになる。でも、彼と一緒なら地獄に落ちようと。確かにネイサンとフィンチの間には思想的対立があったけど、それでも死の直前までネイサンはフィンチを選んだのだから、ネイサンのことでフィンチを責められる人はいないと思う。

 後日フィンチはマシンのことを「私の人生最大の過ち」と言います。フィンチがマシンをどう思っているのか、実は最後まで解釈が難しいです。愛しているけど手に負えない子供みたいなもんなんだろうな。生み出したことを間違いとは思いたくないけど、これによって奪われたものの大きさを考えると…、という。

 「ネイサンはマシンに殺された。私は恐ろしくて仕方ない」というアリシアに対し、フィンチは「ネイサンを殺したのはマシンではない、あなたが逃げているのもマシンからではない」とフィンチは返す。フィンチはあくまで「人間の自己決定」を信じてマシンを開発したし、ネイサンを殺したのは人間であることも分かってる。

 確かにマシンは巨大なパワーを潜在的に持ってはいるのですが、それを振りかざすことのないように設計し、人間の判断に未来を委ねたフィンチのプライドがここにあります。ネイサンを殺したのはマシンではない、と。だからといって自分に責任がないとは思っていないだろうけど、人の生死の責任を機械に押し付けるべきじゃない、という考えは終始一貫しています。

 フィンチがアリシアを殺せなかったように、アリシアもまたフィンチを殺すことはできなかった。アリシアを撃ったのはルートでした。「よくしゃべる女ね」って、怖ーい!!なんと自分で自分を狙わせる(加害者かつ被害者)という新しいパターンでした。マシンのこういうところもどかしいのですが、フィンチはそれをやむを得ないと思っていて、ルートはそうじゃないと思ってるんだよね。ルートはもっと、マシンは自分自身の意思で動ける存在だと信じているから。ルートの考え方をフィンチがもし採用していたなら、キャロラインがフィンチを拉致しようとしている事実は事前に掴めただろうし、今後サマリタンが起動することもなかったんだろうと思います。でも、その場合マシンがサマリタンと化していたのかもしれない。

 フィンチがなぜマシンをクローズドにしたのか、マシンとサマリタンは何が違っていたのか、なぜマシンは最後サマリタンに勝てたのか、というのはS3以降重大なテーマになってきていて、マシン(あるいはフィンチ)とルートの哲学が交差するのが興味深い…、と思う一方で、リースとフィンチのバディで人助けしてるのずっと見てたかったなーみたいな思いもある。。

 

 とりあえずフィンチが拉致されてリースがそれに気づくというすっごく気になるところでS1が終わります。ずっと対象者に張り付きピンチになるのはリースの役割だったのに、狙われて拉致されたのはフィンチだった…。この終わり方、リアタイだったら辛かっただろうなー(笑)。ここで終わんのー!!ってなるよね、ほんと。

 

POI:キャロライン・トゥーリング/ルート/サマンサ・グローブス(被害者かつ加害者)

本編:2012年5月15日~18日

フラッシュバック:なし