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S5x09;Frenemies 感想

glee感想については注意書きを必ずご覧ください。

yuifall.hatenablog.com

 カートがハードロックを!!!私の心臓は貫かれました。

I wanna kiss you every minute, every hour, every day

You got me in a spin, but everythin’is a-okay

Touching you Touching me Touching you, God, you’re touching me

(お前に毎日毎時間毎分キスしたい 振り回されたって構わない

お前を感じる 俺を感じるだろ お前を感じるよ、ほら、俺を感じてくれ)

ぎゃー!!!死!!!

 「Baby, It's Cold Outside」の女声パートやってた子とは思えません。ブレインといるときあんなに女の子っぽかったのに、エリオットはカートを男にしたわね…。恐るべし。付き合っちゃえばいいのにーと思う反面、「きみと友達になれてよかったよ。まともだし身体目当てじゃないゲイの友達は初めてだ」って嬉しそうに言われちゃってたので、やっぱ男友達止まりが一番いいのかな…。ってかゲイ界大変やな。友達にもなれんの(笑)?

 カートはエリオットといるとナチュラルに男の子になれるのかも。あんなにウエディング雑誌とvogueが好きで頭だけのマネキンみたいなやつを喜んでた人なのに…。でも最高だったよ。やっぱカートにはオハイオよりNYの方が合うんだなと感じました。

 男らしいとか女らしいとかっていう言い方は不適切かもしれないけど、誰にでもそういうグラデーション的な部分はあって、多分オハイオではカートの女性的な面が強調されがちだったのが、NYではより自然体でいられるのかも、と。男の子っぽい部分もナチュラルに出していける感じ。それは都会で知り合った友達だからこそ引き出せた面なのかもしれないなって思うんです。もちろん人は経時的に変化するからNYに来て変わったのかもしれないけど。

 でも本人もパパも言ってた通り、カートにはNYの方が合ってると思う。NYに来てからキャラがちょっと保守的になってるのも、多分この人はもともとこういう人なんだろうなと感じます。オハイオではゲイっていうだけでやむを得ず目立ってたから尖らざるを得なかったけど、彼の自己顕示欲って基本的には歌とファッションに終始してて、キャラ的に目立とうとは思ってなかったんじゃないかと。だからNYに来てセクシャリティも含めて自然に受け入れられて、本来の自分らしさが姿を見せたのかなと思いました。

 まあとにかくこの「I Believe in a Thing Called Love」は最高だった(カヴァー元のPV見たらめっちゃすごかったですけど、私はこのくらいのマイルドさでいいです…)。

 

 サンタナとレイチェルの関係はなんていうか、根深いよね。どうしようもないわ。サンタナは性悪だし、レイチェルは自己中だし、相性悪いよ。なんていうか、高校とか部活っていう箱の中にいたからこそ成立した友情ってあると思うんです。同じコミュニティ内で仲良くても、そこを離れてから後2人きりで連絡取って会おうってならないことはよくあるもん。この2人はそんな感じじゃない?

 そもそもサンタナがレイチェルとカートのとこに来るってのが分からん。多分だけどカートが懐広いんだろうな…。でもカートはブレインがやりたい放題するのだけは許せないんだよね(笑)。まあその気持ちは分かるけどね…。友達とは心理的距離が置けるから許せるけど、恋人に同じことされるとイラつくことってすっごくあるもん…。S5以降カートとブレインが同居してぎすぎすするのって、心理的距離が近すぎるせいだろうなと思いました。。それに気づけないのが若いってことなのかな。

 

 てか、全員が全員ショービズの世界に行きすぎじゃないですか。普通なら高校卒業と共にある程度道が分かれることによって仲も安定すると思うのですが、ガチでやりあう世界に行ったらその中でぶつかることがあるのは仕方ないよ。レイチェルとサンタナは一緒に暮らさない方がいいし、距離置いた方がいい。カートだけはレイチェルに友達じゃないとか言われちゃってとばっちりでかわいそうだったな…。

 とはいえサンタナは相変わらずスタイルいいし顔も綺麗だし歌もダンスもうまいなー。レイチェルも美人だしカートは神だし、このアパート天国だな。っていうしょうもない感想。

 

 ティナとアーティは勝手にやってくれ。ティナはS4以降キャラ変わりすぎや。面白いけど、宇宙人に乗っ取られとるわ、マジで。でももうあのヴェポラップ話からはいい加減離れてやってとは思いますけど…。あれはブレインも悪くね?そんでブレインも何気にまんざらでもないって感じですし(笑)。

 スー先生は相変わらずメタ視点突いてくるよね…。「いなくなったりまたいたりするglee部員の中でお前らは台詞が一言しかなくても常にいる」とか言ってさ(笑)。ジョーとシュガーはどこへ行ったの?ローリーはお別れシーンなかったよね?ライダーはやめるとか言っといてしれっといるのはなぜ?フィンは途中から消えてるし義理の父の癌の件スルーだし弟の婚約もスルーなのはなぜ?ブリトニーやクインがフィンのお別れに来ないの不自然すぎじゃない?etcみんな思ってたけど中の人的な事情を鑑みて言わなかったのに、作中で言っちゃうっていう(笑)。

 

 最後のカートとエリオットの会話、ナチュラルに指舐めってるカートがかわいかったわ♡日本のドラマだったらあの食べ方は放送できんよな。エリオットもナチュラル過ぎだし。アダム・ランバートの地なんじゃないかってくらいナチュラルですよね。もうー、この2人の絡み大好き。あの自撮りにブレインは動揺するとよろしいわ(後でブチ切れてたけど笑)。

 ベッキーに「パンケーキ顔」呼ばわりされてましたがこれってどういう意味なんだ?意味があるのかないのかさえもよく分からない。吹き替えだと「白塗り男」になってて笑った。なんかカートって結構顔面いじり多いけど、なんかちょっと不安になってしまう…。いいのかなぁって…。まあ、コメディだからいいんだろうけどさぁ。