邦楽歌詞感想の注意書きです。
Last Friday Night Summer Rain (一十三十一) 2013年
作詞作曲:Kashif / Hitomitoi
Last Friday night 熱い砂の上で降られて summer rain
I remember you 濡れた髪に触れて love affair
Last Friday night もう一度だけその気にさせて summer rain
I remember you 銀色の雨 呼び覚まして
降りしきる雨に滲んだRadio
雨の湘南で戯れるみたいな歌詞です。2人の関係性はよく分かりません。「熱い砂の上で降られて」は歌詞サイトによっては「振られて」と表記されているものもあって、全然意味違うじゃん…と思いながら眺めてました。歌詞の整合性を考えるとやっぱ「降られて」だよなーとは思うんですが、一方でちゃんとした恋人同士という感じではないです。「love affair」「もう一度だけその気にさせて」「少しだけどうかしてる」「巻き戻して擦り切れたフィルム」「フラッシュバックさせるパラダイス」「すりかえたシナリオ」という言葉からは、終わってしまった恋のストーリーをすりかえたい、という雰囲気もあります。今度こそ「二人きりの終わらない夏の国へ」行きたい、というような。
昔の恋人との一夜みたいな感じかな。Last Friday nightは「この前の金曜の夜」でもあるし「最後の金曜の夜」でもあるのかもしれない。晴れじゃなくて雨、しかもいなずまが落ちてずぶ濡れになるような雨、というのも意味深です。擦り切れたフィルムを巻き戻して上書きしても、再生すると傷が入って雨の中にいるようにしか見えないということなのかもな、と思いました。
2番のサビの歌詞も好きです。
飲み干したジンジャーエールが flashbackさせるパラダイス
弾けるの 切ないほど 繰り返して
遠ざかるハイライトの中で許してパラダイス
意味深なセリフで ああ 見つめないで
擦り切れたフィルムに上書きしてみても雨に滲んでゆくパラダイス (yuifall)