邦楽歌詞感想の注意書きです。
エゴイスティック渋谷 (THREE1989) 2021年
作詞作曲:THREE1989
いっそまだ若い夜の淵 勢い任せに飛んでみせてよ
光の衝突は乱暴に欲望の成長を早めてく
出逢いに喜び サヨナラは両手に
夢ゼリフ 満たす唇が切なくて渋谷 La La
エゴイスティックな接吻交わして 迷宮入りした情熱は
道玄坂の亡霊 依然として平行線
半信半疑な九官鳥 君への想い繰り返して
今夜も素っ気ないビルを眺めて
「東京での一日」みたいな感じのプレイリストに入ってた曲です。ショーン・メンデスの『Lost in Japan』とか広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』とか入ってて面白かった。その中で一番心惹かれたのがこの『エゴイスティック渋谷』でした。メロディや歌声も好きなのですが、私はメロディに関して音楽的に何か言えることがないので歌詞について。
調べてみると、この歌は「渋谷」という街を女性に喩えて歌うラブソングのようです。そう思うと
君はエゴイスティックさ
君と観た美しい朝をいつか幻と呼ぶのでしょうか
というラストが違った意味合いで響いてきます。渋谷という街の魅力は、夢を見せておきながら素っ気なく突き放す身勝手さにあるのかもしれない。惹かれるのはあなたの勝手でしょという高慢さが高嶺の華のようで魅力的です。
あとは詞のワードセンスが好きです。「迷宮入りした情熱」「道玄坂の亡霊」「まだ若い夜の淵」「夢ゼリフ満たす唇が切なくて」みたいな。
THREE1989はどうもテラスハウス?か何かで人気になったみたいですが、全然知らなかった。『エゴイスティック渋谷』の他は『UNIVERSE』や『UMBRELLA』が好きです。
追うほどに霞む渋谷の幻のリフレインする身勝手なキス (yuifall)